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●2005年1月

久々の辻元清美節に元気をもらいました
(1月30日)

 正月開けから、時間の許す限り続けてきた「風のたより」33号の配付が、午前中で終りました。
 議会で議論されていること、そして春日部市の課題等をできるだけ多くの方に知っていただきたいと、寒風の中で、仲間のみんなの手助けをいただいて配付できたこと、とても嬉しく思っています。

 午後は、大先輩の、さいたま市議の岡まち子さんの新春の集いに出かけました。
 「気がついた人が行動せなあかん」と私の肩をポンと押して、市議会議員に立候補する勇気を与えてくれた、辻元清美さんの講演会があったからです。


 ちょうど3年前の3月、辻元さんのパーティーに出席した時、大勢のマスコミが詰め掛けているので、「何だろう」と思い、帰宅した深夜のテレビで秘書給与疑惑を知り…、あれからいろいろありました。
 しかし、市民派議員として、辻元さんはかけがえのない存在であり、影響力を持ち続けている存在です。
 現在はNPOの支援などを続けながら(辻元流にいうとNPOコーディネイター)、全国を講演しながら、地域から、地方から、新しい時代を創っていこう、と呼び掛けています。

 今日のお話の中で、国が新保守主義をめざし、弱肉強食路線を突っ走ろうとしている、その対極に、NPOやボランティアがコツコツと地域で共生して生きていけるシステムを創ろうとしている、そこに希望がある、ということが印象的でした。
 また、憲法改正がクローズアップされている今日、単に護憲というだけでなく、憲法九条を武器にして、日本が平和憲法を持っていること、ゆえに非核3原則、武器輸出禁止原則をもっていること、この事実から、紛争解決の仲介役を勤めたり、非武装の人道支援を行ったりすることによって、世界平和のために尽力すべき、という話には熱がこもっていました。
 ことに、「理想ばかり言って、という人に言いたい。理想を求めて何が悪いねん、と。大人が理想や夢を語り、それを実現しようとしなければ、若者や子どもたちが夢や希望を持てるはずがない」この下りには、大いに共感。
 
 地域から、理想の実現のために、がんばるぞ、と思いを新たにしました。政治は理想や夢を現実のものにするためにあるはずですから。
 辻元さんとは、「アジア大平洋みどりの京都会議2005」での再会を約しました。

 辻元さんの<つじともWeb>も、是非ご覧ください。 

グランド・デザインは、スタート地点
(1月29日)

 本日は、NPO「職場参加をすすめる会」主催の、勉強会に参加。
 「福祉基礎構造改革」の一環として取り組まれている、「障害者支援法」の中身について、とくに「就労」と「生活支援」の面について、昨年末示された「グランドデザイン」について、厚生労働省の担当官をお招きし、1日、みっちり学ぼうというものです。

 支援費制度が、実施以来半年で破綻しかけた経過をみても、まだまだその実施計画をみるまで、果たして障害をもっている方の生活を本当に支える制度になるかどうか、問題点もあります。
 しかし今まで「制度を使いこなす」と地道に運動を続けてきた実績から、この「グランドデザイン」を身の丈にあった制度に使いこなしていくために、実施主体である市町村がいかに素敵なデザインを示すか、がんばっていかなければならないと思いました。

地域・学校
(1月28日)

★生活クラブ生協地区大会
 午前中は、生活クラブの武里地区大会に出席。
 みどり生協から生活クラブへと変わって、すでに20年以上、当時子育て真っ最中だった仲間の多くが、子どもたちが巣立って夫婦二人、という家族構成になり、生協に注文する品数もめっきり減ってきました。
 理想的には、若い方が仲間に加わって下さるといいのですが、注文してから品物が届くのが2週間後、というこの協同購入のスタイルは、なかなか若い人の生活スタイルにはあわないようです。
 また、「生産者と協同で商品を開発する」ということから、消費材の値段もそれほど安くならないのが現実です。

 「食」が見直されている現在ですが、若い人たちの生活スタイルに迎合するのではなく、合わせた方法があるのかどうか、生活クラブの消費材で育った次の世代に期待するだけでなく、模索も必要です。
 これは「食」の面だけでなく、子育ても、様々な地域活動も、協同購入の仲間が核になって、地域で過ごしてきた20年余り、仲間づくりという面でも、私たちの歩みを、時間的にも経済的にもほっと一息つけるようになった世代が、なんらかの橋渡しができたら、と思うこの頃です。

★備後小学校研究発表会
 午後は、備後小学校の研究発表会に出席しました。
 「力いっぱい自分を創る子」というスローガンの元で「確かな学力と学ぶ力を身につけ、楽しく学習する」そのための「基礎基本の定着のために」、国語科と情報教育の研究指定校となった研究成果の発表です。
 学校を訪れて、子どもたちの姿に接するのは、とても嬉しい機会です。短時間の参観ですが、真剣に学ぶ子どもたちを見ていると、せっかく「自ら進んで課題を発見し、自主的に学ぶ」という目標を掲げた「ゆとり教育」の根本が変わらないように、と願わざるを得ません。
 「ゆとり教育」と「学力の低下」を結び付ける前に、まだまだ検証すべき点があると思っています。



新しい自分を発見できるカラーコーディネイト

(1月25日) 

 午前中は、NPO「かすかべ長屋」のカラーコーディネイト講座に参加。
 なるほど、自分の好きな色と似合う色がこんなにも違うものかと新発見。みんなの同意は得られませんでしたが、私はどうしても「自分をことさら目立たせない」ことを洋服選びのポイントにしてしまう傾向があるようです。
 「長屋」メンバーの男性は、最初のうち、「男には関係ないよ」という感じでしたが、自分に似合う色選びをしているうちにグイグイ引き込まれ、「自分に似合う色」を選ぶことで既成概念を打ち破ることができ、運気も変わることを納得したようです。

女性パワーのすごさに感動した「グループリビング」
(1月23日)

 昨夜、風邪がひどくなって絶不調なのでためらいつつ、厚着にマスクという重装備で江ノ島へ。
「虹と緑の500人リスト」関頭ブロックの政策研究会へ参加のためです。
 今回のテーマの一つ「グループリビング湘南」の実践は、是非、お話を伺いたいと思っていたからです。

「グループリビング」が介護保険制度上の「グループホーム」や「ケアハウス」とちがうのは、そこに住む人の暮らしに合わせて建物の建築から始めるという点です。
 近頃話題の「コーポラティブハウス」と似た印象ですが、「コーポラティブハウス」ほどの共同の住まい、という厳密さではなく、互いのプライバシーを尊重しつつ、共有スペースも持ちつつ暮らすという点では、高齢者版の下宿に近い印象です。
 「グループリビング湘南」は、こんな共同住宅がほしい、ということを模索する「高齢者住宅研究会」を立ち上げて3年間話し合いを重ね、建築業者の仲介で、梨の栽培を続けられなくなった農家の方から270坪の土地を20年契約で借り受け、地主さんがローンを組んで1億円の建物を建築して実現したというものです。
 そこに暮らす10人の入居者の負担は、20年間の入居金が370万円、月々の家賃7万円、昼食と夕食代が3万円(ワーカーズに委託)、共益費が1万6千円、共有スペースの清掃委託負担金が2万円の、計13万6
千円とのことでした。
 これに個室の光熱費や朝食などの食費、被服や趣味の費用、そして今後の介護保険利用等を考えると、厚生年金をもらう人でなければちょっとむずかしい金額ですが、有料老人ホームに入ることを考えると格安です。
 しかも個室は15畳あり、寝室と居住空間が分けられるのも魅力です。
 湘南のケースはもともと、独身でずっと働き続けてきた女性が、老後に一人で暮らすことの不安から立ち上げたという経緯があり、このようなシステムになったという経緯があります。
 しかし、地方によっては土地代や建設費がもっと安くなることも考えられますし、既存の民間アパートの借上げでもできる可能性があり、やりかたによっては国民年金だけの人でも負担できる金額も可能かもしれません。
 何よりもこの住まい方に魅力を感じたのは、6年を経過し、80代、90代の入居者もいらっしゃるのに、要介護状態になった方が一人もいらっしゃらないという点でした。
 それにしても、10人のうち、男性は視覚障害をお持ちの方ただ一人、というのは考えさせられました。一般に男性は、自分の老後は女房や子どもたちが面倒をみてくれるはず、と思い込んでいて、自分が一人で暮らさなくてはならないという不安を持つことが少ないからでしょう。

 午後の佐賀大学の畑山先生の「フランスの緑の党の現状」は、意識朦朧として、ほとんど死んでました。ごめんなさい。あとでじっくり著書を読ませていただきます。
 なぜ、与党の一翼も担ったドイツの緑の党ではなくフランスなのか、というと、小選挙区のフランスにおける緑の党の実情の方が日本に近い、という理由からです。
 しかし、今回のEUの選挙の一画に食い込んだヨーロッパの「緑の党」、ここから学ぶべき点は多々あります。

 宿泊は「神奈川県女性センター」。嵐山の「国立女性教育会館」に似たこのセンターは、神奈川県の女性問題の総本山のような役割を果たしています。職員の官僚的な態度にむっとした点もありましたが、一泊1610円というのは有りがたい限りです。

ちょっとした努力で、川は蘇るように思うのですが
(1月22日)

 冬にしては暖かいとはいえ、やっぱり空っ風は吹きすさび、その中を連日、ポスティングしていたせいか、昨日から風邪。
 しかし、12月は参加できなかったので、朝、「春日部の川クリーン会」の川清掃に参加しました。
 今月は中之堀川の、春日部の端っこ、岩槻市と越谷市の境に当たる部分の清掃です。
 これまでの川清掃では、自転車やタイヤや家具などの大型の投棄物のほかは空き缶、ペットボトルが多かったのですが、この区域はむしろ、川底にべったりとはりついているビニール袋の多さが目立ちました。
 冷たい川の中に入って川底をさらって下さった方々、本当にご苦労様でした。
 ほんの数人で、少しの区画しかさらえませんが、それでも掃除したあとは川の流れがスムーズになるのが分かります。春には古利根川の一斉清掃がありますが、本当は何カ月に1回かでも、自分たちが住んでいる地域の川清掃を定期的に行えば、川はずいぶん蘇るのに、と思います。
 現在、クリーン会では、県が進めている「川の里親制度」を研究しています。春日部の河川課でも、県の実施後の経過を研究するとのこと。
 春日部が誇れる自然は、河川と湿地を抜きにしては語れません。是非、市民参加でできる制度をつくっていきたいものです。


犬や猫たちと出会いながらポスティング
(1月17日)

 午前と午後、「風のたより」の配布を。ご近所で見知った方々に挨拶しながら回るのも楽しいのですが、知らない町を回るのも楽しいものです。
 今日は、とても嬉しい出来事がありました。
 あるマンションの管理人さんに「ポストに入れさせていただきたい」とお願いしたところ、「個人のポストに入れても捨てられてごみになるだけ」とのこと。しかしこのマンションでは、掲示コーナーを設け、そこにまとめて置いてくださり、興味のある方がとっていくシステムになっているとのことです。
 確かに、ゴミとして捨てられてしまうと、管理人さんも後始末が大変です。これはよい方法だと納得しました。
 また別のマンションで。女性の管理人さんと、地震の話から「このマンションも一人暮らしのお年寄りが増えているんですよ」と高齢者問題に。

 「駅で配布しないのか」とよく言われます。私も戸別の配布が終わったら駅頭で、と思うのですが、体は一つ。それに、駅頭だとお勤めしている方にしかお渡しできないので、やっぱり戸別優先になってしまいます。
 夕方回ったご近所では、行く先々で可愛いワンちゃん猫ちゃんに出逢ってペット談義。
 今日も楽しい1日だったことを感謝。
 ところで、ちょっとペット自慢。我が家の猫が、「バードウォッチング」のビデオを真剣に観ている光景です。

教育問題は、社会問題との思いを強くしました
(1月16日)

 昨日は、春日部市制50周年事業の一環として行われた、ジェームス三木さんの講演会に行きました。
 脚本家、ジェームス三木さんは、NHKの大河ドラマなどのテレビの脚本を手がける一方、憲法に男女同権をもりこんだベアテ シロタ ゴードンさんを題材にした「真珠の首飾り」という演劇の脚本も書かれています。
「君の人生は輝いているか〜子どもたちを輝かせるには〜」という演題に、どんな話をされるのか、興味津々で出かけました。
 期待にたがわず、会場を笑いの渦に巻き込みながら、実に本質に迫る見解を巧みに話されました。

 情報過多の社会の中で育つ子どもたち、昔は父親が座っていた上座にテレビがドンと据えられ、父親から通して得られた社会の情報がテレビやインターネットから得られる時代、価値観が大きく変わってしまった現代社会に生きる子どもたちを育てるには何が求められているのか。

 ジェームス三木さんは、まず、五感を育てること、と述べられました。テレビやインターネットは、視覚と聴覚を刺激はするけれど、生命体としての人間にとって大切なあとの三感、すなわち触覚、味覚、嗅覚を育てはしないこと、だからこそ、これを育てることが必要、とおっしゃいました。
 生活の中で、五感がすべてそろうのは、食事とセックスだと。
 今、「食育」がクローズアップされ、食生活の見直しが言われていることとまさに符合します。
 もう一つのセックス、これは少子化が大問題になっていますが、私はこの根底には、他人と交わることができない、あるいは恐怖を感じる若者の問題を真剣に受け止めなければならないと考えています。結婚しない、結婚してもセックスレス、といった身体面の問題だけでなく、人との関係が上手くもてず引きこもってしまう若者も含めて、経済的な少子化対策だけでは解決しない、大きな問題をはらんでいる、という気がしてならないのです。

 さらに「知恵」を育てること、と述べられました。「知識」はいくつになっても得られるけれど、「知恵」は幼少期から育てなければ身に付かないと。
 情報化社会の中で、情報に惑わされず的確に判断すること、「北挑戦の脅威」という報道ばかり流されているとき、「北の脅威」というけれど、では今まで歴史的に、日本が北に侵略されたことがあるかどうか、振り返って考えてみることも必要、とさらりと言われたのには、さすがと思いました。

 自分が主役であるために、「問題解決能力をもつこと」、「人生をもつこと」、つまり国際的に見ると、日本人は個人の生活、生き方を大事にすることが少なすぎることが問題、と指摘されました。

 今日の新聞に、民間企業から広島市の小学校長になり、「百ます計算」などを実施して基礎学力の向上をはかっていることで有名な、陰山秀先生の記事が載っていました。
 日本の子どもたちの「学力低下」が問題になり、「ゆとり教育見直し」の声も上がる中、陰山先生は「ゆとり教育」のめざす「自ら学び考える力を養う」という理念は認める反面、「自ら考え学ぶ力」を「態度」の問題にすりかえて基礎学力をないがしろにしたことが問題、と指摘した上で、学力向上はまず、こどもを元気にすること、決して競争原理にもどって勉強を強いることではない、と述べています。
 その上で、各家庭に
@テレビを見るのは1日2時間以内に
A早寝早起き朝ご飯の実践
 この二つを指導しているとのことでした。

 生活リズムを整え、家族団らんの中からコミュニケーション能力を高めること、まずこういったことが大事で、週5日制を見直して授業時間を増やす必要はない、というのが陰山先生の主張です。
それよりもむしろ、家庭の団らんに加えて、時間や空間、遊びなどの社会環境を整備して、体験を豊にすることこそ大事、教育改革は社会改革、という陰山先生の主張には、全く同感です。

 

末っ子の成人式、成長した幼なじみの姿に感慨ひとしお
(1月10日)

 成人式。我が家では、上の子たち3人は、それぞれ、住民票を写していたり、中学・高校の友だちと祝いたいからと、出席しなかったので、末っ子の二男が初めて出席。
 夜は友だちと同級会、というので、朝、赤飯を炊いて、家族でお祝い。

 式場で、子どもの友人はもうすっかり成長してわからなくても、なつかしいお母さんの顔でそれと分かり、保育所、小学校と幼かった子どもたちのことを思うと、感慨もひとしおです。
 式典の最中は、ちょっとした騒動くらいで、まあまあ平穏な式でした。しかし、毎年紋切り型の式でなく(司会を新成人が受け持つ等の小さい工夫はあっても)、あれだけエネルギーをもてあまして、人の話が聞けない状態になっている若者達に、企画を任してもいいのでは、と思ってしまいました。
 来賓の挨拶で、「俺は大人はきらいだ!」とやじった若者に、是非、あなたこそ、「嫌いだ」といわれない大人になれよ、と心の中でつぶやきました。
 我が子と同世代の若者達、是非、自分を大切にして生きてね、と祈らずにはいられません。自分を大切にするためには、周りの人も大切にしなくてはいけないのですから…。

出初め式・ぴーす うぉーく・賀詞交換会・新年会
(1月9日)

☆人命・財産を守る人たちの努力に感謝、の出初め式
 
朝9時、消防出初め式に出席。
 予報とはうってかわって、穏やかな日射しの中で、市内に7つある消防団の、日頃の訓練の成果が披露されました。
 毎年恒例の、県の防災ヘリコプターを使っての救助訓練も、昨年は、大きな災害が続いただけに、今年は出番が少ないことを祈るような気持ちでした。

☆ビラに対する千差万別の反応、今年初めての「ぴーす うぉーく」
 続いて、西口に移動して、「ぴーす うぉーく」に参加。
 今回のビラは「憲法九条は『現実』に合わない? というメッセージ。
 今年は戦後60年という記念すべき年です。しかし、戦後50年だった10年前は、国会で「不戦の決議」が出されたというのに、この10年間はどうでしょう。
 「自衛隊は海外に派遣しない」という合意が破られてからは、次々に特例法ができて、ついに戦場にまで自衛隊が派遣され、その人道支援の蔭で、アメリカ軍の兵士の輸送、アメリカ軍の物資の輸送、給油などをになっている現実。そして、「現実がこうだから、もう『九条』は現実に対応しない、だから改定を」というのはあまりにも乱暴な理屈です。
「平和ボケ」と批判されても、あくまでも、平和憲法を守るために、そして平和憲法下でも国際平和に貢献できる国になるために、今年も自分のできるところで動いて行こうと思っています。
 小さい黄色いビラを差し伸べると、汚い物を見るように手を払いのける方あり、「がんばれよ」と激励してくださる方あり、道行く人の反応もさまざまです。
 今回嬉しかったのは、前月のビラを見て、「自分も何か意思表示したい」と参加して下さった方があったことです。ささやかなうぉーくですが、今年も持続していこうと、思いを新たにしました。

 午後は、武里地区自治会連合会の賀詞交換会に参加。こういう場で、様々な方のご意見をうかがえるのは、とてもありがたい機会です。何人もの方に「ホームページ見てるよ」と嬉しいお声かけをいただきました。是非、メールでご意見も聞かせてください。
 夜は、「かすかべ長屋」の新年会。NPOを立ち上げようと企画して、もう1年。今年こそ、活動を充実させたいと、決意を新たにしました。

スマトラ沖地震、アチェにもご支援を
(1月6日)

 年末に起こった、スマトラ沖地震と津波による被害の大きさは、想像を絶するものとなりました。。
 中でも、インドネシアのアチェ州では、今回の地震・津波で9万人を超える死者が出ていると報道されています。

 このアチェ州に対する支援の要請のメールが流れてきました。
 というのは、このアチェは、もともと、人口400万人。5年前に独立のための住民投票を要求して40〜100万人の人々が、デモを行った、という州です。 
 ところが、アチェは天然ガスの資源が豊富なため、インドネシア政府が独立を認めようとせず、独立運動を弾圧するインドネシア政府と軍によって、この5年間で数万人の人々が犠牲になったといわれています。
 
そこにこの津波が襲いました。
 アメリカもアチェの独立運動をテロリストと規定して、軍事援助を行ってきました。今後の震災支援が、「地域紛争と震災」という二重の課題を見据えつつ行われる必要がある、ということから、今まで「人道支援」を続けてきたネットワークから、支援の依頼が送られてきましたので、ご紹介します。


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■スマトラ島沖地震:アチェの被害者への緊急カンパのお願い

◇カンパのお振込先
振替口座 00190-8-76398 アチェ人道支援キャンペーン

 インドネシア民主化支援ネットワーク(NINDJA)は1998年からアチェ州で人権弾圧の犠牲者を支援する活動、父親を亡くした子どもたちへの奨学金プログラムなどをおこなっています。
 アチェは、独立派ゲリラとインドネシア国軍の和平交渉が破綻に終わった
2003年5月から、軍事戒厳令、非常事態が布かれており、すでに多くの人権侵害の犠牲者や域内避難民が出ています。
 今回の地震により、その状況はさらに厳しくなっています。また、軍事作戦下にあるアチェでは、海外NGOの入域が厳しく制限され、今回も地震の犠牲者が孤立することが大いに危惧されます。
 このように情報収集が困難な状況にありますが、NINDJAはアチェのNGOとの広域なネットワークを生かし、現地との連絡をとりながら現在、被害状況を確認中です。
 NINDJAのネットワーク拠点のひとつであるロスマウェでは多くの犠牲者、被害が出ているとの情報があり、食糧・医薬品・生活物資などの緊急支援及び、中・長期的に建物の修復などの支援が必要となります。
 NINDJAは、ジャカルタにいるアチェ人活動家たちが緊急に立ち上げた「アチェ自然災害のための人道支援ポスト(Posko Kemanusiaan untuk Bencana AlamAceh)などを通じて、被災者への支援をおこないます。ぜひ、みなさまのご支援をお願いいたします。
 今後、詳細をご報告して参りますので、今後ホームページをご覧いただけると幸いです。
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インドネシア民主化支援ネットワーク <office@nindja.com>
〒157-0065 世田谷区上祖師谷1-32-2-101
Tel/Fax: 03-5313-4470
<http://www.nindja.com>

仕事始めは、やっぱりビラつくり
(1月5日)

 昨日、4日は、9日の「ぴーす うぉーく」のビラつくりをしました。
 いつもは夜、都合の付く2,3人で作っているのですが、お正月休み、ということで、午後からはじめました。久しぶりのメンバーや、先月の小林イチロウさんの講演会にはじめて出席した人も加わって、面面もリニューアル(あまり変わっていないかも)。

 裏面のメッセージは、「今年は戦後60年」、これを切り口にしたい、ということでは一致したのですが、それぞれの思いが広がり、話はいつしか、今が、第二次世界大戦前夜に似ているのでは、というところに及び…。
 本質的には国粋主義的もしくは右翼的な人たちが「改革派」として台頭したり、まず中国を開放し、「王道楽土」をつくることから軍隊が進出していったことと最近の中国バッシングの類似性など…。

 最終的に一致したのは、まだ今の段階なら、「反戦」とも「非戦」とも言えるけれど、国中が「戦う」ことになった段階では、何も言えなくなること(それに抗う勇気は、多分自分にはない)、だから、そういう事態にならないよう、できるだけがんばり続けるしかないこと。
 つまり異議申し立てできる自由のある世の中の大切さを、しっかり守っていかなければならないと、再確認しました。

 ビラ作りが終わってから、始めての試みの新年会。アルコールが入ると、もっと個人的なところまで突っこんで話せるのも、また一興です。

 ところでちょっと気になったのが、20代の若者たちが、「明日が今日よりよくなる、という確信がもてない」と言っていたことです。
 「こういう世の中」をつくってしまった大人の一人として、深く考えさせられました。

 本日は、昨日作った版下で印刷作業。
 私自身の外に向けての仕事始めは、「風のたより」33号ができてから、と決め、あとはひたすら発送準備などの事務作業に専念しました。
 

あきらめず、希望を
(2005年1月1日)

 新しい年があけました。
 昨年も、さまざまな皆様のお力添えをいただき、充実した議員活動を送ることができましたこと、心から御礼申し上げます。
 直接、お話し下さる方はもちろん、FAXで、メールで、それまで存じ挙げなかった方々から、いろんなご意見を寄せて頂きました。そのどれもが、参考になり、とても嬉しく思っております。
 本年も、よろしくお願い申し上げます。
 
 昨年は「今年の漢字『災』』が象徴するように、洪水、台風、地震などの天災、そして、泥沼化するイラクやテロ、さらに幼い子ども達や青少年が犠牲になった凶悪事件と重なり、最後に、年の瀬の押し詰まった27日に起こったスマトラ大地震と津波…、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするともに、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

 「災いを転じて福となす」ということわざがありますけれど、昨今の災いは、非力な一個人にとって、どうすることもできないことのように思われます。
 「市民科学者」を自認し、原子力発電などの原子力政策の危うさに警鐘を鳴らし続けた故高木仁三郎氏は、「あきらめから希望へ」と語りかけられました。こんな時代だからこそ、「あきらめず、希望を紡ぎたい」と、強く思います。
 非力ではあっても、無力ではないのですから。


2004年12月の母さんの視点
シンプル イズ ザ ベスト にはほど遠く(12月31日)
クリスマス会が終わると、暮れの実感が(12月23日)
上田知事、なぜウソを重ねるの?(12月22日)
市民派議員、という立場(12月22日)
全員協議会・土地開発公社評議員会・市立病院運営委員会(12月21日)
若い世代と思いをつなげることができたら…(12月19日)
ビラ配りに対して心強い判決が出ました(12月17日)
12月議会終了(12月16日)
合併協議にご注目ください(12月15日)
調べれば分かるウソを、なぜ? 上田知事!(12月14日)
制度に取り込まれず、障害があろうと無かろうとゴチャゴチャと(12月12日)
質問の仕方が悪いのか…(12月10日)
粛々と進む1市1町の合併協議(12月6日)
障害者の就労支援から見えてくる、働き方、生き方、社会の在り方(12月5日)
「ハーモニーフェスタ」から自主的な活動に発展しそう(12月4日)
議案の本会議質疑、委員会の質疑・討論・採決が終わりました(12月3日)


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