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【8月】

31日 9月議会、議案質疑
 私は、議案第54号「市職員の再任用に関する条例」について質疑しました。この条例は、年金法の改正のときに、年金の支給が65才に引き上げられることにともない、定年後の公務員を短時間勤務という形で再任用する、という制度をつくるための条例です。
 1.失業率が5.0%となり、雇用不安が深刻になっている現在、なぜ公務員だけが定年後の再雇用も保障されるのか、2.来年度からこの制度の対象となる人数の見通しと、考えられる職種は、3.新規採用に影響はないのか、4.臨時雇員やパートの雇用に影響は? の4点について質問しました。
 質疑、答弁を重ねているうち、「一部臨時雇員の採用数に影響は出ると思うが、それまでの経験を生かして、たとえば納税相談に当たるなど、市民サービスの向上につながるための制度としたい」という方向性が示されました。そこで、「新規の採用に影響があるようでは、将来、職員の年齢構成比がアンバランスになるので、その点は考慮してほしい。第4次総合振興計画策時に、高齢化社会への対応として、高齢者のそれまでの経験を生かした生きがい対策を、と要望したが、この制度がそのモデルとなるよう期待すること」と要望を付け加える形としました。詳しくは、後ほど、議事録に。


29日 「片山いく子と一緒に市政に参加する会」例会
 9月議会の日程の報告と、議会対策について話合いました。
 前回、議論になった、春日部高校の共学問題について、嵐山で行われた「ジェンダーフォーラム」の報告などもあわせて行われ、活発な議論が続きました。
 会員の中で、フォーラムの中の「メンズリブ」のワークショップに参加した人がいて、「ひきこもり、ストーカー、キレル」などは、なぜ男の子に多いのか、という方向に議論は向かっていきました。
 「私たち女性がジェンダーフリーを求めるときは、女性としてだけでなく、一人の人間として向かい合ってほしい、と要求している。だから男性にも、男性としてでなく、一人の人間として向かい合ってほしいのに、男性はいつまでも男社会をひきずっている」というのが大方の意見だったように思います。

 
28日 9月定例議会初日、各議案上程説明等

25〜26日 女性学・ジェンダー研究フォーラム
 今年のテーマは「働いて生きる」でした。去年は一人で参加しましたが、今年は「ハーモニー」で募集した参加者と一緒に、バスで嵐山の国立女性教育会館へ。
 このフォーラムは、全国で活動している多彩なグループのワークショップが開かれるので、どれに参加するのか迷ってしまいます。今年もテーマワークショップ、自由ワークショップ合わせてその数108! 私は3日間のうち、2日だけの参加ですから、選べるワークショップはそのうちのたった4つのみ。厳選に厳選して「仙台地区における高校生のジェンダー意識の現状」、「子育て支援を考える」「やさしく学ぼう女性差別撤廃条約と選択議定書」、「吉川発男女共同参画物語」のワークショップと、夜の交流会は男女雇用機会均等法を作った赤松良子さんを囲む会に参加しました。
 嵐山に到着したのが、午前中のワークショップの途中になったので、埼玉県の公立高校の別学を共学にしたいという動きとの絡みで「高校生のジェンダー意識」をのぞいてみました。私自身は、教育基本法と照らし合わせると、公立高校は原則として共学であるべきだと思っています。たとえば、過去、春日部高校を受験したいという女子中学生がいたとして、もし、「春日部高校は男子しか受験できない」という指導がされていた例はないのか、ちょっと気になるところです。もちろん、いろんな議論のある問題なので、これからどういう展開になっていくのか、見守りたいと思っています。
「子育て支援」は、昨年「男女共同参画基本条例」のワークショップで一緒になった、墨田区の「いきいきネット」のメンバーによる、「ファミリーサポート事業」の問題点、課題の報告がメインでした。彼女たちは、問題点の解決のため、厚生労働省まで陳情に行っている、という行動派。加えて、全国でファミリーサポートや子育て支援に携わっている人たちの意見交換があり、とても参考になりました。
 「吉川発男女共同参画物語」これは単行本にもなっていますが、実際に行動した人たちの話は、感動ものでした。当たり前のことを着々と実行することの大変さ、しかし、大変でも持続したあとに大きな成果が生まれること、それを信じて行動せねば、と改めて思いました。今回のワークショップの中で、もっとも収穫の大きなものとなりました。
 このフォーラムのもう一つの楽しみは、休憩時間に、食事時間に、そして交流会の場で、思いがけない人との再会や出会いがあることです。今年もたくさんの再会と出会いがあり、しっかりエンパワーメントして帰ってきました。

23日 春日部市老人福祉大会

19日 古利根観察会「虫とり大会」
                 埼玉県生態系保護協会春日部支部が毎月第3日曜日に行っている、観察会です。今月は、突然明らかになった、観察場所である堤防の上の道を簡易舗装する、という計画に対して、いろんな人たちの声を聞くため、急遽、「夏休み虫とり大会」を企画し、広く参加を呼びかけたものです。親子での参加も含めて、35人ほどが参加。あいにく、草刈りをした後で、昆虫も少なくなっていたのですが、それでもみんなで30種以上の虫をゲット。虫合わせのあと、また、草むらに返しました。驚くほど昆虫に詳しい小学生がいて、大人が教わることも多く、童心にかえった半日でした。
 簡易舗装に関しては、舗装してほしいという意見と、生態系を守るために舗装はやめてほしい、という意見をきちんとすりあわせ、将来的に春日部市にとって、何が大事かを判断してほしい、と思わずにはいられません。一度失った物、破壊したものを取り戻すことはどんなに大変か、その視点を忘れないでほしい、と行政に望むばかりです。
 観察会のあと、整備中の古利根公園の野草観察池をのぞきました。支部長のM本さんが、メダカの卵のついた水草を入れたとのことでしたが、そのあと、飼育種であるヒメダカをはなした人がいるらしく、水面にはヒメダカの赤い背中がちらちら。「これじゃ交配を繰り返すうちに、ヒメダカだらけになっちゃう」という人もいましたが、人間が人工的に交配してつくったヒメダカと、野生種であるメダカ、どちらの生命力が強いのか、数年後が楽しみ、とひそかに思ってしまいました。
   
大場地区精神障害者社会復帰施設建設計画説明会
 ひどく後味の悪い集会でした。「説明会」という案内なのに、「反対署名」を集めるための集会という雰囲気。受付で署名を求められれば、だれだって出席者名簿と思ってしまいます。しかし、後で聞いたら、「反対署名簿」とのこと。一行もそんな説明はない署名簿でした。もちろん、私は書いた名前を消しましたが……。
 すでに「埼玉弁護士会」から、今までの反対運動に対して、「精神障害者に対する差別的表現が含まれており、人権侵害に該当するおそれがある」として、(1)精神障害者の人間としての尊厳に対し可能な」限り配慮すること、(2)精神障害者社会復帰施設に関する理解を一層深めるように努めること、という要望が出ています。
 にもかかわらず、地区長さんはじめ、説明会のリーダーシップをとっている人たちは、「こんな施設ができて、万が一事件が起こったら、一体だれが責任をとるのか。川瀬医師も、市長も、100%責任をとると明言していない。その責任が明らかにならなければ、認められない」という論調なのです。精神障害のある人イコール、重大な犯罪を起こす可能性の高い人、とみているとしか思えません。それが人権侵害になる、ということがなぜわからないのでしょうか。
 突然、意見を求められ、「埼玉弁護士会の要望書に対して、どう考えているのか。精神障害のある人、病気で治療が必要な人、しっかり分けて認識してほしい」という趣旨の発言をしたところ、「障害者の人権というけれど、我々の安心して暮らしたい、という権利はどう保障してくれるのか」等々、ものすごい攻撃を受けてしまいました。
 地区長さんにしても、同席していた同僚議員にしても、「なんだか得体の知れない施設ができる」という地区の人たちの不安があるからこそ、もっと、弁護士会の要望をしっかり理解して、その趣旨について話合い、不安を取り除く努力をすることが本来の仕事なのでは、と思ってしまいました。
 そのためにも、提案されているように同種の施設の見学を行うとか、障害を持っている当事者、あるいは家族の人たちとの話し合いをもつなど、反対署名の前にしなけならないことがあるように思うのですが……。


18日 わらじの会20周年記念誌編集会議

15日 「片山いく子と一緒に市政に参加する会」例会
 「風のたより17号」(6月の議会報告)の反省と、9月議会に関する意見交換。
 今日は終戦の日。我が家ではこの日はすいとんを作ります。今年は昼食は誰もいないので、夕食に。ところが二女の職場で昼食はすいとん、とのこと。友人が畑でつくったそば粉を送ってくれたので、ためしにそばすいとんにしてみました。なかなかおいしいと、好評でした。

11日 パソコンビラつくり講座

9日 つぐみ共生会視察(秩父障害者生活支援センター)
8日 つぐみ共生会視察(大里障害者生活支援センター)

 共に、障害者施設の母体である法人が、行政から請われる形で、支援センターの業務を受けたとのこと。全国的には、このような形と、障害者団体当事者が請け負う場合の二通りに分かれています。つぐみ共生会は、法人であっても、もともと障害者団体なので、当事者が運営するケースにあてはまりそうです。
 しかし、どちらのセンターとも、年間1,500万円というポッキリ予算ですから、利用者が増えれば増えるほど、業務が大変になるはず。なのに、利用者を「お客様」とよび、利用者の掘り起こしやニーズ調査を行うなどまでこなしています。「なぜ、そこまで」という愚問に、「利用する人があってこそ、ニーズが高まってこそ、センターの存在意義があるから」との答え。ウ〜ン、もしつぐみ共生会で受けるとしたらスタッフは? としばし考えをめぐらせてしまいました。一緒に行ったH田施設長の、「支援センターができるまで、糸賀、帰ってこいよ」(活動日誌過去ログ6月参照)のつぶやきが、胸に応えました。
 

6日 地方政治改革ネット、当選を祝う会
 見事、草加市長選で当選した木下博信さん、三郷市議選で当選した山下さん、村上香代子さんの当選を祝いました。今年の改革ネットの仲間は、今のところ全勝。まだ八潮市議選があり、その後は、越谷市長選、春日部市長選、来春の岩槻市長選と続き、まさに選挙の年。私たちが納得して応援できる候補者を、という思いはあっても、それをどう形にしていくのか、連携をとりながら、模索するしかありません。そのためにも、木下さんには初志貫徹して、市民が主人公の市政、という方針を、骨太に貫いてほしい、仲間の注文は厳しいものがありました。

5日 福祉法人つぐみ共生会評議員会
 最近のわらじ関連の会議は、もめることが多くなってきました。今日は、法人が、越谷市の「障害者生活支援センター」に名乗りを上げるかどうかで紛糾。「ワーキンググループ」をつくって検討することになりました。

4日 
国体準備委員会

武里団地まつり
 
子どもたちが幼かったころはけやき通りいっぱいに並んだ夜店も、半分以下に。いつもは、せんげん台駅に向かう、通りのちょうど中間ほどに位置するわらじの店<わらじ屋>が、最後尾になるとは……。わらじ屋の先は、灯りが消えて、闇が広がる、今年の夏祭りでした。


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