【9月】
29日 NPO越谷らるごシンポジウム
「教育はどう変わろうとしているのか--改革ブームの中で--」
シンポジストは法人理事長の竹村洋介さん(武蔵大学講師)、法人理事の山野井紀男さん(フリースクール理事・学習担当)、そして小松夏樹さん(読売新聞文部科学省記者クラブ担当)。学校は民営化するのか? 規制緩和は進むのか? 個々にいろんな疑問が出され、いろんな角度からの検証がなされたけれど……。結局、教育の問題も、私たち大人が、これからどんな社会を望むのか、どんな生き方をしたいのか(子どもにしてほしいのか)、そこが根っこ、というところにいきついてしまうような気がして、ある参加者と意気投合。
28日 土地開発公社評議員会
議会だより編集委員会
地方政治改革ネット例会(各市町9月議会報告)
各議会の報告を聞いていると、とても勉強になります。宮代町の「ゴミ消却施設」問題の解決については、考えさせられました。
いつも感じるのは、政党に属している議員の一般質問、意見書は、市町村の別なく同じものが出されることが多い、ということです。これが当たり前なんだそうです。社民党という政党に属していても、議会は無所属の立場をとっている私には驚き! 改革ネットのメンバーは無所属が圧倒的に多いのですが、政党に属している人も、私と同じスタンスをとっていて是々。
後半は市町村合併の問題も出て、次回はこの問題をテーマにした学習会を予定しています。市民メンバーも参加しています。興味のある方は是非ご参加ください。
八潮市議選を終えたばかりの矢澤さんの選挙報告もあり、改革ネット、今年の選挙戦は、草加市長選をはじめ全勝街道を走っています。話題は10月の越谷市長選、12月の春日部市長選へ。
26日 議員団学習会「日本科学未来館」見学
25日 「片山いく子と一緒に市政に参加する会例会」
24日 街頭宣伝(テロ事件に関して、平和的な解決を求める)
22日 不登校を考える親の会
21日 本会議(各委員会報告並びに委員長に対する質疑、議案の討論、採決。議員提出議案の説明・質疑・討論採決)
議員提出議案といっても、全部、国に対する意見書です。今回は5本提出されたのですが、面白い結果となりました。5本とも、賛成、反対の党派の組み合わせが、全部ちがったのです。
「国の制度として乳幼児医療費無料化制度の実現を求める意見書」(公明党提出)は片山のみ反対で、ほかの会派は全部賛成し採択。反対討論の趣旨は、のちほどのせます。
「芸術文化振興を図る法律の制定を求める意見書」(公明党提出)は、片山と春日部21が反対、彩政会、新政会、共産党は賛成して採択。
「公団住宅を公共住宅として存続させることを求める意見書」(共産党提出)については、春日部21、新政会、公明党が反対、片山、彩政会が賛成して採択。
「緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続と緊急の就労事業の実施を求める意見書」(共産党提出)については、全会一致で賛成して採択。
「米国での同時多発テロ事件の平和的解決を求める意見書」(公明党・共産党提出)については、彩政会のみ反対して採択。この意見書をめぐって、延々と論議が続きました。詳細については後ほどお知らせします。
20日 文教福祉委員会、松伏ちびっこらんど(児童館)視察
19日 本会議(一般質問)
17日 本会議(一般質問)
16日 「教科書問題を考える」(春日部☆市民の風主催)
15日 春日部市敬老会
13日 本会議(一般質問)
私は、4番目に登壇。いつも、傍聴にきてくれる人が多いのですが、今日はとくに、私の前に阿部議員の、有害図書の自動販売機の撤去に関する質問があり、私の次に、星野議員の民生委員に関する質問が予定されていたこともあってか、傍聴する人たちが多く、張り切って質問しました。傍聴に来てくださる方がいることは、とてもうれしいことです。
1点目は児童福祉施策について、「児童センター構想について」と「子育て支援策について」の二つ、2点目は障害福祉施策について「全身性障害者介護人派遣事業の知的障害者への対応について」と、「障害者プランについて」の二つについて質問。ところが、どうしても質問と答弁がかみ合わず、再質問以降の組み立てに苦心。余裕を失って、市長に対する質問、1項目忘れてしまいました。まだまだ未熟だと反省。
児童センター構想については、前回質問したときに、「広く市民の声を聞く機会を設ける」、との答弁にあったので、どういう形で実施するのか質したところ、「市内の小学生とその親にアンケート調査を実施している」とのこと。特定の対象にあて、行政が項目を選んだアンケート調査が、果たして「広く市民の声を聞く」ことになるのかどうかつっこみましたが、ぼやかされてしまったというのが実感です。
子育て支援策で、具体的な市民要求19項目をあげて、実施できるもの、実施困難なものをあげてほしい、困難なものについてはその理由を、と質しました。児童センター構想との関連で、市民の生の声には、行政では思いつかない要求があるのでは、と追求したのですが……。
障害者施策については、ていねいに説明したいので、質疑のすべてをできるだけ早く、議事録にのせる予定です。
12日 本会議(一般質問、新井議員の辞職願可決)
3月議会で、セクハラ事件のため、全会一致で辞職勧告が決議された新井省吾議員から、辞職願が出され、全会一致で可決。
11日 議案調査日、台風一過、二重の虹が
ちょうど、議案調査日に台風が襲来。嵐の中、終日、一般質問の原稿作成のため、パソコンに向かいました。台風一過といっても、もう夕方なので、晴れ渡る青空とはいきませんでいたが、虹が、しかも二重の虹が夕方の空にかかりました。
10日 文教福祉委員会、質疑、討論、採決
「乳幼児医療費を就学前まで無料にするための条例改正等」の議案についての反対討論しました。くわしくはアンダーライン部分をクリックして、議事録をお読みください。
9日 八潮市議選、矢澤江美子候補出発式
二回目の挑戦も、ボランティアによる手作り選挙で挑戦する矢澤さんの元には、「虹とみどりの500人リスト」の仲間や、無所属ネットの仲間が応援に駆けつけました。7月に見事再選を果たした三郷の村上さんの応援メッセージの一こま「小泉首相は改革、改革とうたっているけれど、市民一人ひとりが、どんな改革を望んでいるのか、また、どんなふうに自分たちが変わって行かなければならないのか、今それが問われている」という言葉に、同感。
福祉法人つぐみ共生会理事会、評議員会
前回、継続案件になっていた「障害者生活支援事業」に名乗りをあげるかどうかについて議論。センターが第二福祉事務所のような形になって、行政に取り込まれるのではないか、というのがもっとも大きなネックになっているようです。
私は、「介護保険が当初の理念から大きくはずれてきている現実を見ると、<地域で共に暮らす>と理想を掲げる福祉基礎構造改革も、いざとなると理念から大きくはずれる危険性がある。今までわらじが取り組んできた地域で共に、という方針を貫くためにも、今、<支援センター>という葵の御紋をいただいて、発言力を強くすべき」、という立場をとりました。議論の結果、反対論は消え、早急に越谷市に「事業概要」を提出することになりました。
この議論の中でつい、「体は売っても心までは売らない」と口走ったところ、こわいオバサンたちから、「体を売ったら、心も売ることになるわよ」と反撃されてしまいました。さて?
7日 文教福祉委員会
今回、少子化対策として、乳幼児医療費を就学前まで無料にするための条例改正が提案されています。それに関連して、「ひとり親家庭の医療費の一部負担金」、「老人医療費の所得制限の変更」、「重度心身障害者の医療費の入院食事療養費の自己負担」と、いわゆる医療福祉4条例が一括した議案として出されました。なんだか、乳幼児医療費が小学校に入学するまで無料になるための財源を、他の3つの医療福祉施策の財源を切りつめてつじつまを合わせるような印象になってしまっているのですが、それにしてもこういう議案の出し方は、大いに問題です。
乳幼児の医療費を、小学校に入るまで無料にするにあたって、春日部市では所得制限もつけず、一部負担金もないため、それによって市の負担増はどのくらいになるか質疑しました。合計で1千100万程度との試算になるそうです。10日に反対討論するつもりです。
そのほかは、決算では、障害福祉の全身性介護人派遣事業、ホームヘルプ事業について、介護保険特別会計について、質疑しました。
とくに問題なのは介護保険特別会計です。「住み慣れた地域で、必要な介護を受けながら老後を送る」という目的と裏腹に、施設介護が圧倒的な比率を占め、介護保険給付を引き上げています。さらに、医療から介護へという転換がなされないままで、老人医療費の市の繰入額は、わずか5千万円しか減少していません。その結果、老人医療費、高齢福祉費、介護保険この5つを合わせると、市の繰入額は18億も増加しているのです。この点について、質しました。
4日 安之堀川の屋敷林にブルドーザー入る
我が家の真っ正面にある、「私の屋敷林」と呼んでいた、この近辺で一番大きな屋敷林にブルドーザーが入り、大きな樹々が切り倒されはじめました。
ここは、この屋敷林の前後がすでに都市計画で道路の拡幅が進んでいました。何とか屋敷林のまま、残せないものかと、道路課や環境保全課に聞いたのですが、道路を広げるために、他の地権者からすでに土地を提供してもらっていること、市が道路用に買い上げた屋敷林は一部で、残りもすでに売却されていること、この2点から、すでに手のうちようのない状態であることを知りました。
鳥に詳しい友人によると、わずかこれだけの屋敷林でも、「ムクドリ」「ヒヨドリ」「オナガ」「シジュウカラ」「コゲラ」「カワラヒワ」「キジバト」「シラコバト」「モズ」「ツグミ」「メジロ」「ジョウビタキ」「ゴイサギ」などの姿が確認できたとのこと。そのおすそわけのように、我が家の庭にも、メジロやジョビタキが姿を見せてくれていました。春には、ゴイサギが悠々と営巣の準備をする姿がありました。
この夏の猛暑の時でも、自転車でこの屋敷林の下を通ると、ひんやりした風が吹き、一時、ほっとすることができました。「環境基本条例」ができても、環境を守るためにはまだまだ大きな壁がはだかっていることを思い知らされた日です。それにしても、昨年12月議会、私の一般質問に対する「今後、市の施策のすべてにおいて、環境基本条例、環境基本計画との整合性を保って推進していく」という答弁は、一体、なんだったのでしょう。
↑ブルドーザーが入って3日目。ゴイサギが、大空からこの光景をみおろしていました。
↓初めてブルドーザーが入った日の光景
3〜5日 本会議(議案質疑)
私は、決算について、1.市税の滞納の問題と、と2.財産のうち、有価証券分の計上方法について質問しました。
市税の滞納は、1割以上にのぼります。また、前年度滞納分の収納率が低いのも、気になるところです。5年間滞納し、時効になる不能欠損が、12年度で1億7千500万以上にのぼっています。不況の影響で市税収入が毎年減少している折、新しい歳入を求める前に、滞納をなくすことで1億、2億の財源を確保することと同様の効果があるからです。
角井財政担当参事より、「滞納分の収納率は20%を目標にしているが、9%しか達成できなかった。不況のおり、12年度は2名の納税推進委員で対応していたが、13年度は6名に増員して、納税相談に応じ、できるだけ収納率を高める努力をしている」との答弁がありました。
実は会議の前のヒアリングでは、失業した人に対する執行停止などの点も聞いていたのですが、本会議の質疑では質問と答弁がかみあわず、そこにふれることができなくなりました。追求すると、「税を厳しく取り立てるように」というニュアンスになってしまいそうで、すっきりした質疑にならず、反省。
有価証券の計上については、自治体の会計は「購入した時点の評価額で計上することになっている」とのこと。株価の変動の激しいおり、これも大いに疑問です。ただ、法改正によって、いずれは時価で計上するようになるのではないか、とのことでした。
2日 葛西用水展開催記念シンポジウム「葛西用水・古利根川の歴史と文化」
春日部の光景の一番にあげられる「古利根川」。観察会などで訪れることも多いのですが、このシンポジウムの基調講演で、地理的な角度からの古利根川の成り立ちが分かって、とても勉強になりました。それにしても、視聴覚センターのホールを埋め尽くすほどの参加者があり、関心の高さがうかがわれました。
1日 宮代町「新しい村」オープニングコンサート
昨年も、宮代町の「農まちフェスタ」を見学しました。豊かな自然の残る「山崎地区」の保全を決めた宮代町は、この地区を中心に農業振興と自然環境の保全を重点的な施策として取り組んでいます。自然の懐に包まれて聞く「土を耕し心を耕すべ!」というメッセージを送り続けている農民シンガーソングライター「須貝智郎」さんの歌とトーク。笑いながらも、静かに心に染みわたってくる思いでした。
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