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過去ログ

【12月
30日 わらじの会納会
 27日の午後から、インフルエンザか、久々に40度近い熱が出て、高熱にうなされている次男と、枕を並べてダウン。年末のてんてこ舞いの時期に!日頃からお世話になっている漢方の名医のさじ加減のおかげで、なんとか29日から活動再開。
 納会は、今度オープンする「CILわらじ情報センター」(クリスマス会のときの投票の結果、「かがし座」と名称決定)で行われました。またまた若い新メンバーの顔もちらほら。わらじの会はこうして増殖していくのでしょうか。
 それにしても年末になって、文部科学省が教育基本法施行令の改定案を提示し、パブリックコメントを求めることになった、という情報が入り、あちこちにメールを転送。一旦は軟化しそうに思えたのに、表現だけがえん曲になっただけで、「分ける」という意志をあからさまにしてきました。やっぱりそうか! と思わざるを得ない結果です。


27日 三枝市長初登庁
 
久しぶりに同僚議員や、役所の皆さんと顔を合わせ、ついでに役所の中をウロウロして、情報交換しました。

26日 片山いく子と一緒に市政に参加する会例会
 新部さんの当選に向けて一緒に動いた仲間が集まったのですから、意気も上がろうというもの。市民派議員を増やし、ついでに市民派の市長を誕生させるまで、がんばろうと大いに盛り上がりました。

23日 投票日
 選管のホームページを30分おきにのぞいてやきもきしましたが、11時の段階で「大丈夫」と確信。11時半当選。その後は深夜というのにお礼の電話をかけまくり、うれしい夜はふけていきました。それにしいても27%に届かない投票率の低さにはがっかり。今後の課題です。
    わらじの会「みんな一緒のクリスマス」

 
料理は各自がもちよって、にぎやかに繰り広げられるクリスマス会も24回目。私の背中におんぶされて、車いすダンスを踊っていた子どもたちが、もう社会人になっても不思議はありません。しーちゃんはじめ、「愛」組メンバーと乾杯の一こま。左側は、幾度となくSOSを出し、助けてもらった平野さん。わらじ医療チームの強力メンバーでもあり、現在頼もしい隣人でもあります。今年は、はじめましての新しいメンバーが多かったのが特徴でした。
 恒例の個性派メンバーによるビデオ上映に変わり、伊藤画伯、辻画伯、仮屋崎画伯による似顔絵当てが新企画として登場。「月刊わらじ1500部」というあやしげなバンドも結成されて、そのお披露目も。最後はおなじみのユニークバンドによるライブ&ダンスで盛り上がりました。
    
かすかべ親子劇場例会「ストリングラフィーコンサート」
 ストリングラフィーというのは、長い絹糸に2個の紙コップを通して柱と柱に結びつけて張り渡し、楽器にしたものです。コップとコップの間隔の長さを調節して音階をつくり、糸のこすり方やはじき方で音色を変えるのですが、まるで弦楽器そのものの深い響き。クラッシックからポップスまで幅広い演奏に、すっかり魅了されてしまいました。

12〜22日
 市議会議員補欠選挙に向けて、選挙運動の日々が続きました。基本的には若者中心の手作り選挙、ということで、私は票固めに終始。立候補の表明が遅かったこともあり、後援団体のリーフレット・広報・ポスターなどで一気に勝負、ということになりそうです。
 私が最も信頼するデザイナー(有)トナンの大熊氏にイメージ戦略をお任せし、なかなかのできばえだったと思っています。準備期間が短すぎて、綱渡りの連続でしたが……。


11日 全員協議会
 庄和町町民からの、「合併協議会設置」の請願に対する市長の回答の説明のための全協でした。本来なら、市長の回答書に関する質疑だけのはずが、共産党、公明党が自説を述べはじめ、なんだか方向がおかしくなってきたので、「本来なら、市長に対する質疑をする場で、幾分筋違いかもしれませんが」と私見を述べてしまいました。
 議員全員を招集して、説明をするのみ、という全員協議会という場も、奇妙なものです。
 もちろん、庄和町のみとの、合併協議に関する検討は、議会には付議しない、というのが結論です。


10日 土地開発公社評議員会・学校建設公社評議員会
    議会だより編集委員会

 傍聴人の一言を選ぶとき、必ず「居眠り議員」の指摘があって、小さくなります。居眠りはいけないと分かっているのですが、1日8時間近く椅子に座り、じっと人の話を聞くつらさ。とくに、「それはこの間議論しただろう!」「もう○○議員が質問してるよ!」というときには、拷問に等しいものがあります。気をつけますが……。

9日 共に働く街を創るつどい
 県から依嘱された「障害者職業開拓員」は11月で5ヶ月間の活動を終えました。一区切りということで、総括的なパネルディスカッションを。パネラーに障害者本人、家族のほか、所沢の就労支援センター所長、埼玉労働局障害者雇用担当官、地域就労支援事業を立ち上げた越谷市障害福祉課長などが加わって、実りのある意見交換が続きましたが……。急な寒さの中のオーバーワーク(北風の吹きすさむ中の自転車行動)、夜に備えて中途で失礼、ということになってしまいました。
 「開拓員」の方々は、この5カ月の活動の中で、障害者の社会参加の壁が実に多様であることを改めて知ったとの感想でした。福祉と労働の隙間を埋めること、就労支援と生活支援の隙間を埋めること、これはやはり、縦割り行政では困難です。春日部市では、「障害者計画」の中で検討、という答弁をもらっているので、来年度は本腰を入れて取り組む課題の一つにしたいと思います。
   
市長候補者公開討論会
 今のところ、立候補を表明している、三枝現市長と新人寺門氏の一騎打ちの討論会となりました。北風の強い日曜日の夜、というのに220人ほどの人が集まりました。勝手連として公開討論会に取り組んだ、市民の人たちの熱意が、現職市長の出席をかちとったこと、これが成功の鍵になったと、敬意を表します。

8日 生活クラブ生協春日部地区館まつり
   新部裕介選挙事務所開き
 
新部さんのまわりは、若い応援団でいっぱい。新しいスタイルの、元気な選挙ができそうなのですが、学生さんは冬休み前、社会人は仕事があり、平日の日中の動きをどうするのか、頭がいたい問題です。

7日 議会最終日、各常任委員委員長報告、質疑、討論、採決
   議員提出議案、質疑、討論、採決

 今議会では市長提出議案については、珍しく、全議案が全会一致で可決されました。
 議員提出議案は、共産党から提出された、本人負担を3割に引き上げるなどを盛り込んだ、「医療制度改革の中止を求める意見書」が、共産党と私のみの賛成で、否決。次に老人医療の段階的年齢引き上げなどが予定される老人医療について「70歳からの高齢者医療の継続・充実を求める意見書」については提出した共産党、私に加えて彩政会の賛成で、採択されました。
 私の提出した「WTO(世界貿易機関)次期交渉に関する意見書」でちょっともめました。5日の各派代表者会議で、全会一致の議員提出議案については、全員協議会議長が提案説明者になるのが前例、ということになったのですが、その後、全会一致でも提案説明は提案者が、ということで、私が提案説明をすることに。これに反発する公明党が、「議長が提案説明をした場合は、質疑無しで賛成、片山が提案説明をした場合は、質疑をする」と言い出したのです。結局、協議会議長の小島議員が説明し、全会一致で採択されました。 

5日 議会、一般質問、各派代表者会議
 
本来、私は一人会派なので、各派代表者会議には参加できません。しかし、今議会に「WTO(世界貿易機関)時期交渉にる意見書」を提出しているので、オブザーバーとして参加。この意見書は、「貿易ルールを決める際、農産物に対しては、食糧の安定供給の確保や、自然環境保全など多様な役割を果たすという点から、鉱工業製品と同じルールをあてはめないように、交渉に臨んでほしい」というものです。公明党がちょっと難色を示しましたが、全会派一致して賛同してもることができました。
 帰宅すると、「30人学級の早期実現を求める請願」を提出した教職員組合から、「子どもと教育に冷たい仕打ちは許されない」という声明文が届いていました。
 読んで、とても悲しい思いがしました。今まで、「乳幼児医療の就学時までの無料化」や、「介護保険の保険料などの減免」などを求める請願に、反対するたびに、共産党のビラで名前入りで「片山議員は反対した」と書かれてきました。そのたびに「なぜ反対したのかもきちんと書いてよ!」と思いつつ、政党のビラだから仕方がない、と、思ってきました。「なんでもただがいい、負担が軽ければいい」という主張には賛同できなくて、反対してきたのですが……。広く薄く補助するよりも、本当に必要とするところに充分な措置がとられることが必要、というのが反対の理由なのですが。
 今回の声明文は一方的に、「自分たちの主張を退けたことは、子どもと教育に対する冷たい仕打ちである」というものでした。ざっと読んでのつぶやき。「あなた方が常に、自分たちの主張は絶対に正しい、と思いこんでいることが、子ども達を時に追いつめることもあるのだ、ということも分かってほしい」。クラスの人数が減ったら、ますます先生の目が届いていやだ、という子どもの声は、どう聞くのでしょう。
今回の請願で私が一番認められなかったのは、実は、国立教育政策研究所の調査結果を、30人学級の必要性の裏付けとして、あえて言わせてもらうなら、恣意的に引用したという点です。「算数、数学、理科では、20人以下の学級のほうが」という但し書きをのぞいて、あたかも少人数学級がすべての面で効果的であるかのように引用しています。委員会でその点を質疑したところ、「他の教科については調査していないらしい」という答弁でした。

 
教師という仕事の大変さは、私自身、両親とも教師、という家庭に育っているので、充分分かっているつもりです。もしかしたら今回の請願、「教師として一クラスの人数が多すぎて、心ならずも充分な指導ができないことがある」という率直な表現であったら、質疑も違ってきたはずです。教師と親、立場がちがえば意見が違ってくるのは当たり前、違う意見を率直に出し合って、もちろん、教育委員会などの当局も交えて、子どものために今何が求められているのか考えなければいけない大事な時期です。3日の活動日誌でも触れましたが、少人数学級だけでなく、さまざまな方向から考えたい問題なのに、一方的な主張だけを押しつける姿勢に、私は疑問を持たざるを得ません。

3日 議会、一般質問
 
今日の質問者のうち、栄議員はの教科書問題に関する質問には、ちょっと唖然。昨年は、「偏向している歴史教科書を使っているのはなぜか」という質問をし、9月議会では「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書全面肯定の質問をしたので、内容は予測がついたのですが、それにしても「中国などでは日本に関してでたらめな記述をしている」とか、「第二次世界大戦はアジア解放のための戦争であった」とか「戦争は必ずしも悪ではない」とかいう台詞がポンポンと飛び出しました。言論の自由はいうまでもありませんが、栄議員は、なんのために、市議会の議場で質問しているのか、はなはだ疑問に思いました。
 続いての並木議員の質問中、「30人学級の実現について」。私が文教福祉委員会で、これに関する請願に反対しただけに興味深く聞きました。教育委員会の竹下参事は、「少人数学級と、少人数集団指導はちがうこと」、「必ずしも少人数学級が、学習効果があがるとは断言できないこと」などと述べたのち、春日部市では科目や学習内容によって、少人数集団指導を試みていること、その結果、先生達からの意見として、
1.複数の目で子どもを観察し、的確な評価が可能
2.複数の教師が子どもに関わることで、学級経営に教師同士の意見が反映できる
3.多様な学習集団を経験することで、子ども同士の人間関係が広がる
4.教師が互いに切磋琢磨して指導法の改善に取り組み、教師の資質の向上に役立つ
5.個々の子どもにきめ細かな指導が可能になる
 などが挙げられました。
 また、子どもからの意見としては、
1.先生にみてもらう機会が増えた
2.教室に多くの先生がいるため、質問がしやすい
3.やりたい学習内容の選択の幅が広がった
4.前より授業が楽しくなり、分かるようになった
 などの点が挙げられました。
 休憩時間に参事とこの件について話し、文部科学省や県の教育局が、1クラスの人数を決めるのではなく、担任外の先生を充分に加配して、市町村の教育委員会や学校の現場が、実情に応じてクラス編成や、授業のスタイルを決めていけるようになるといい、という点で一致しました。地方分権を教育現場にも、と思います。

2日 「片山いく子と一緒に市政に参加する会」
 今日は、市議の補選に立候補する新部さん立候補の決意を聞き、応援態勢をつくるための会合です。
 次回の5日は議会があるため、6日に変更。午後2時から「春日部☆市民の風」と一緒に、市長選、市議補選について会議をもちます。
   
「ハーモニーフェスタ2001」講演「映画アリーテ姫ができるまで」
 アニメーション映画「アリーテ姫」をつくったプロデューサー、田中栄子さんの聞きました。どんな思いでこの映画をつくったのか、心に滲みるお話し、今回は定員100人ということで、映画をみるのは遠慮しましたが、是非もう一度、もっと広い会場で、この映画の上映会をしたいものと思いました。関心のある方、一緒に企画しませんか。
 ロビーに、ハーモニーで活動している「手織りサークル茜」の人たちが制作した力作、「アリータ姫」の象徴的な場面の額も飾られていました。


1日 地方政治改革ネット学習会
 今回のテーマは、「市町村合併について」ということもあり、加須市、隣の茨城県町などから新しいメンバーが加わりました。
 レポーターの一人、宮代町の林さんからは、「合併問題は住民自治を考える重要なきっかけ」という観点は、みんな納得です。私も一般質問の内容について、レポートしました。国の方針としては、平成17年3月までの合併は、とりあえず、人口何千、数万単位の小さい市町村をまとめること、その背景として、いわゆる僻地という町村をなくし、交付税を削減することにあるのだろう、という予測はつきます。しかし、180億を限度とする合併特例債をばらまき、そのほか合併のために種々の補助金を交付する、その財政的な裏付けに対する不安はぬぐえないものがあります。合併に関しては、「住んでいる人がどんな街を求めるのか」という観点から充分論議する必要があるのは当然のことながら、財政の問題は、厳しくチェックするべきだというのが、私の意見です。

   「ハーモニーフェスタ2001」パネルフォーラム世界の女(ひと)と男(ひと)
 春日部市に「男女共同参画推進センター・ハーモニー」が誕生して2年目、今回は2回目のハーモニーフェスタで、テーマは「私がいちばんしたいことは……? 自分の可能性をみつけませんか」です。パネルフォーラムは、中国、メキシコ、イギリスから日本に移り住んでいる3人のパネラーから、それぞれの生まれ育った国の男女や家庭のありかた、子育ての問題などを語っていただき、日本の現状についての意見も聞く、という企画。それぞれの発言に考えさせられることの多いフォーラムでした。参加者がもっと多かったらよかったのに、と残念に思いました。
   
「アルバート寄木と愉快な仲間達」ライブ
 一般質問も終わり、ほっと一息という気分の終末の宵、さまざまな面で私の師匠とあおいでいるデザイナー氏よりお誘いがあり、夫とライブに。場所はロビンソンの脇にある雑居ビルの二階にある「ギミーシェルター」。今回は、伝説のブルースギタリストと言われるアルバート寄木トリオの演奏。しかし、週1程度行われるライブは、すべて知る人ぞ知るプロのミューシャンばかり。その生演奏が、ミュージックチャージ料わずか1500円で堪能できる素敵な店です。ライブ情報は、次のWebでチェックしてみてください。ギミーシェルター、ライブ情報

http://www.tonan.jp/music/gimme/

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