2007年9月議会一般質問 その1
春日部市総合振興計画について No.3
★3回目の質問
残り7分になりましたので、ポイントをしぼってお伺いいたします。
「地域まちづくり審議会」の「新市建設計画」の進捗状況に対する答申が、「総合振興計画審議会」の第1回目に資料として添付されている、というお話がありましたが、答申がまとめられて市長に提出されたのが12月で、「総合振興計画審議会」の第1回目は11月、答申前ではなかったかと思います。
それについては水掛論になりますので結構です。
それで、先ほど、決定したものが次に上がっていくというシステムをとらず、それぞれ併行して行なわれていると、それぞれの中間とりまとめの段階で、いろいろ上がってきたものが次の組織にいく、という流れはよく分りました。
それで、これから実際に案を、パブリックコメントを頂いた案を素案の中に練りこんでいく、という本当に大事な決定作業というものが行なわれていくんだと思います。
「地域まちづくり審議会」でも、もちろん「総合振興計画審議会」の方でも、パブリックコメントでも、いろいろな意見が出されているはずです。
で、その決定をどういうふうにするのか、あるいは決定したものを、それぞれ答申を出したり、意見を出したりした方々に、どのようにもう1回差し戻しというか、フィードバックし、意見を聞くという機会をいただくのかどうか、私はこれは非常に大事なことだと思います。
皆さんの意見をお聞きしました、お聞きして尊重してまとめました、ということではなしに、決定する過程を皆さんにつまびらかにし、もう一度議論する場を議会だけでなく、今までいろいろ骨を折って提言をまとめたり、意見を出してくださった皆さんに、是非、きちんともう一度示す、という機会をいただきたいと思います。
市長にお伺いいたします。
「総合振興計画」の中で、石川市長は何を重点施策として、これからのまちづくりを進めていこうとされているのか、盛り込もうとなさっているのか、お伺いして、私の質問を終わります。
★奥澤総合政策部長の3回目の答弁
先ほど、「地域まちづくり審議会」の答申を、第1回の「総合振興計画審議会」に提出、と申し上げましたが、第2回でしたので、訂正いたします。
今、市民意見提出制度を実施して市民意見が出されたわけですが、それらにつきましてはもちろん、尊重はいたしますが、すべて採用ということにもならないと思います。
これらについては個別には回答いたしませんが、回答を取りまとめまして、公共施設あるいは、広報、ホームページ等で公表いたします。
また、審議会からの答申につきましても、何らかの形で回答という形はとらさせていただきたいと思いますが、もう一度会議を開いて説明、ということになるのか、その手法については検討させていただきたいと思います。
★石川市長の答弁
「総合振興計画」策定の重点についてのご質問について、ご答弁申し上げます。
今回の「総合振興計画」の策定に当たっては、さらなる行財政改革を進めながら、7つの重点目標に上げた施策をバランスよく推進していくことにより、市民の皆様が快適に住み、過していただけるまちを目指していくものです。
重点的な取組みとしては、「まちの活力は人の活力によって生み出される」という観点から、定住人口、交流人口を増やしていくことが重要であると考えております。
そのためには、子育て支援策などのソフトの面の充実や、鉄道高架事業の推進による中心市街地のにぎわい、あるいは新たな土地利用による産業立地の推進やゆとりある居住性の向上などを積極的に推進し、住んでいる人に、訪れる人に、快適であると感じていただける年の創造を目指しております。
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