 |
●「母さんの視点」過去ログ
●議会&市政
●自伝風の長めの自己紹介
●活動日誌
●風のたより(片山いく子の議会報告)
●議事録・発言集
●メールフォーム
●リンク

|
 |
トップ>>>議事録・発言集>>>このページ

本会議討論1・平成20年度一般会計予算について(2008年3月17日)
「フォーラム春日部」を代表し、原案に反対、修正案に賛成の立場で討論いたします。
私ども「フォーラム春日部」は、今まで、予算に反対することは、市民の皆さんの生活に重大な影響を与える問題であるとして、一部納得できない点については改善を求めて、賛成して参りました。
しかし、今議会に提案されている平成20年度の一般会計予算案については、その編成にあたっての方針に問題点があると考えられることから、反対いたします。
まず本会議の質疑で、約40億円とされた収支不足の見込みに対して、どのような編成をしたのか質疑しましたところ、1点目として、自主財源の確保が上げられました。
市有財産の売却等の財源確保もあるでしょうが、しかしながら、各議案の質疑が進むにつれて、特別会計の赤字の補填分としての一般会計からの繰り出しを大幅にカットし、その分、国民健康保険税の値上げ、あるいは下水道料金の値上げ等、市民の負担増という形の財源確保となっていることが分りました。
平成20年度は合併してはじめて策定された総合振興計画の初年度にあたりますが、実施計画には財政計画が示されておらず、このような歳入不足を補うための市民負担増が、今後ますます加わるのではないかと不安が残ります。
このような負担増に関しては、修正案のようにすべきであると考えます。
次に、施策の進め方についても、重点事業として中心市街地活性化と、道路整備事業が先行していることについても、疑問が残ります。
一方で、学校校舎・体育館の耐震補強工事等に、1000万円以下の起債で対応するなどは、公共施設整備基金等に対する手当ての不十分さが背景にあると考えられます。
市長は、予算編成に当たっては、「各施策についてバランスよく」と述べておられましたが、大規模な新規事業と行政課題として進めなければならない補修等の事業が果たしてバランスがとれているのかどうか、疑問が残ります。
最後に、庄和総合支所有効活用に対する1995万円の委託料が実施設計のためとされていますが、この総合支所の有効活用については、さらなる市民のコンセンサスを得て、慎重にすすめるべきと考えます。いまだ基本計画が示される前に実施設計予算が計上されることについても、今の段階で認めることができないことを申し添え、討論とします。
トップ>>>議事録・発言集>>>このページ
|
 |