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市民参加推進条例の制定について
賛成討論(2008年6月13日総務常任委員会)

 本条例は、市民の皆さんから制定がまたれていたものであり、今回、ワークショップを含め、広範な市民参加の元に制定されたことは評価に値し、制定に賛成するものですが、一方条例制定が少々難産となった経緯を踏まえ、2点、要望させていただきます。

  まず1点目として、私はこの市民参加推進条例の制定のための予算が計上された際、真に市民参加の元で条例をつくるのであれば、1年半余りでは時間敵に無理がありい、制定までのスケジュールにゆとりを持たせるべきである、と指摘いたしました。

 議会に身を置いて8年余り、市民参加を求めるたびに、「市民の意見にはいろいろある」と執行部より言われてまいりました。

 その都度、いろいろあるからこそ、徹底した市民意見の聴取と市民と行政との徹底した議論が必要」と主張してまいりました。

  民主的手続きとは、手間も暇もかかるものであり、その手間と暇を惜しんで、はじめに期限ありきで事を運んでは、真の市民参加が保障されないことを、この条例制定の仮定を踏まえて考えていただき、今後に活かしていただきたいと思います。

  2点目です。

 先ほど、本庄例の制定が市民参加の元で進められてきたことを評価いたしましたが、誠に残念なことに、市民参加の重要な手続きの一つである、決定までの市民参加が十分であったとは思えません。

 せっかく、条例案がまとまった段階で、ワークショップ参加者等の意見を聞きながら、その意見が条例案の見直しに十分つながったものかどうかを、再度検討する機会をもたなかったと伺っております。

 本条例制定を契機に、今後は決定までの市民参加を保障し、真の市民参加の実現を求めるものです。

  今後、まちづくりの基本となる「自治基本条例」の制定も予定されていることから、以上2点を要望し、賛成といたします。

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