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一般質問・その2

武里団地の今後について

【2回目の質問】

 武里団地に関しては、先ほど、部長のほうから答弁いただきました。
 ぜひ春日部市がイニシアティブをとって、本当に住環境を整備するという観点で協議していただきたいと、これは要望でけっこうです。

 市長は先ほど、春日部市は一面はベッドタウンであるけれども、しかし、自立した都市でもならなければいけないような答弁をなさっていましたが、ベッドタウンだから自立しない都市であるとはならないですよね? 
 ベッドタウンでも自立した都市であるためにはどうしたらいいか。

 ずっと春日部の財政を見てみますと、いつも法人税収が伸び悩んでいるから税収不足なんだという答弁をいただいていたのですが、実は分析すると、そうではなく、固定資産税が伸びていないのだとよくわかりました。
 良好な住宅地を造ることによって、固定資産税の増収にもなるのではないか、というところもありますけれども、ベッドタウンであっても、ほんとに良好な住宅地であること、それを目指すことと、春日部が移り住みたいと思う人が増える町になる、住み続けたいと思う町であるということとイコールだと思いますので、ぜひそういう街づくりという観点、そして、団地に住んでいる1万1,000人の市民の皆さんの居住権をきちんと保障するという点で、進めていただきたいと思います。

  市長には、1万1,000人の市民の居住権が大変危ういところにきていると思います。
 これに対して、市長として責任を持ってUR側と協議を後押しする覚悟がおありになるかどうか、お尋ねしたいと思います。

  それから、URと協議を進めるにあたりまして、URというのは、民間ではございませんで、民営化の方針が出たときに、URといのは、お年寄りの方とか、障害を持っている方とか、あるいは低所得の方のための住宅もきちんと保証する機関であるから、民間にするのはなじまないということを、URはきちんといっています。
 そして、また、その施策のために、URはきちんと国から毎年補助金いただいている独立法人であるという観点で、民間と行政という立場ではなく、官と官の話し合いになりますので、これはきちんと施策を煮詰めていただきたい、先ほど、要望といいましたが、これについては答弁をいただきたいと思います。

 ★香田総合政策部長の2回目の答弁

  武里団地の問題でございますけれども、ご要望というところもございましたが、私どもといたしましましては、昨年12月に居住者の高齢化に配慮して、家賃の負担軽減を図ることや、子育て世代の優先入居の促進に努めることなど、6点につきまして市として、関係機関に要望しました。

  基本的にはこの考え方は変わっていないので、今後土地利用にあたりまして、都市再生機構と協議する中でこの6点については強く要望してまいりたいと思っています。

  特にその中で、世代を越えた皆様がこの地域に住み続けていただけるような団地再生を目指していきたいと考えていますので、官民共同で街づくりを十分に検討して参りたいと思っています。

 ★石川市長の答弁

  先ほどの答弁の中でベッドタウンが自立していない都市ということではなく、企業誘致などを進め、より自立した都市に向かっていくという主旨で答弁したものです。

 武里団地につきましては、今後、地域の皆様の主体的な参加をいただきながら、居住、商業、コミュニティーがバランスよく充実し、世代を越えた多くの方が住み続けることのできる武里団地の再生に向け、都市再生機構と連携を図って対応してまいりたいと考えています。

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