![]() |
●「母さんの視点」過去ログ ●議会&市政 ●自伝風の長めの自己紹介 ●活動日誌 ●風のたより(片山いく子の議会報告) ●議事録・発言集 ●メールフォーム ●リンク |
![]() |
次へ>>>トップ>>>議事録・発言集>>>このページ
☆平成21年9月議会・本会議質疑平成20年度一般会計決算案についてーその2★2回目の質疑先ほどの答弁では、歳入・歳出、それぞれの項目についての答弁をいただきました。 緊急財政健全化計画の中では、財政健全化に向けた取り組みとして、具体的な検討項目が示されています。 そこで、この計画の中で、実施できたものとその効果について、平成19年度と20年度の決算に基づく実績額で示していただきたいと思います。 また、歳入では、他の自治体では市税が大きく伸びています。春日部市でも市税が見込みよりも伸びていますけれども、小幅な伸びに止まっている、その原因は何でしょうか。 また、大幅な増額になっている地方交付税の中身、これもよく地方財政が厳しくなった理由として、地方交付税が大幅に縮小されてきたということが報道されていますので、春日部市の場合は地方交付税が大幅になっている、この点についてもご説明ください。 また、歳入に占める市債の割合が大幅に伸びています。その理由についても伺います。 それから歳出については、普通建設事業は先ほど、効果の上がる事業を、という説明がありました。 投資的事業という考え方と、財政健全化ということの中のバランスの中でどのように検討されてきたのか、ということを伺いたいと思います。 また、歳出の中では、その他という項目が大きな割合を占めていて、歳入の場合の増加はいいのですが、歳出の中でその他の伸びが大幅になっています。 2回目ですから、市長に伺います。 市長は常々、「市政経営」とおっしゃっています。「市政経営」という観点でみたとき、この財政健全化計画、市長になられてから進められましたが、その結果について、平成20年度の決算の実績を見て、どのように評価されているでしょうか。 また、その評価を受けて、今後の春日部市の市政経営、どのような方針で当たらなければならないとお考えなのか、その点についても、合わせてお答えください。 ★ 関根財務担当部長の答弁 財政健全化計画の具体的な検討事項の影響額ですが、春日部市行政改革大綱に基づく進捗状況や決算の実績によりますと、自主財源の額については、 歳出については また、受益者負担の見直しとして、 次に、個々の項目についてですが、 市債については、 次に歳出ですが、平成20年度の普通建設事業費の決算額は、財政収支見通しに比較して15億6400万円の増額となっております。 歳出のその他の項目については、平成20年度の決算額は前年度に比較して約18億9000万円の増加となっていますが、これについては後期高齢者医療広域連合への負担金約9億1000万円が、従前の老人保健制度における操出金から変更になったことが主な原因です。 以上、さまざまな要因など説明しましたが、財政健全化計画の財政収支見通しの財源不足に対しては、先ほど申し上げましたが、具体的な検討事項の実施による効果によって解消された面もありますが、見通しを立てた当時の社会経済情勢や、さまざまな制度が平成19年度、20年度と状況が変化してきた点も影響があったものと認識しております。 ★ 石川市長の答弁緊急財政健全化計画は平成18年度の計画を策定しましたが、当時の厳しい財政状況を踏まえますと、その必要性は大きなものであったと認識しております。 今後の財政運営につきましては、この財政健全化計画の方向性を踏襲していくものと考えておりますが、昨年の世界的な経済危機に伴う景気後退により、大変厳しい状況にあることは充分認識しており、今後も市民サービスに支障を来さぬよう、適性な財政運営に努めて参ります。 |
![]() |