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2011年9月議会・一般質質問その1

放射能汚染対策について(空間線量測定について)

★1回目の質問

 この問題については、先の議会でも質問させていただきました。
 また、今議会でも私で4人目の質問となりますので、今までお三人の方の質問を踏まえて質問したいと思います。どうか答弁のほうもよろしくお願いいたします。
 特にこの問題の1つ目としてお聞きしようと思っておりました空間放射線量の測定については、先ほどの卯月議員の質問と大分重なってまいりましたので、予定していた原稿からちょっと変わるかもしれませんが、どうかお含みおきいただきまして、私が伺っていることにお答えいただければと思います。よろしくお願いいたします。

☆いわゆるホットスポットを測定しないのはなぜか

 今までのやりとりで、部長は、児童生徒が比較的長い時間を過ごすことが多い地点をはかっているというご答弁でした。
 一般的に草地やインターロッキングなど、放射線量が高くなる傾向にあると言われている地点でもはかっていて、測定値には余りそんなに大きな変化がなかったということでしたが、今、小さいお子さんをお持ちのお父さん、お母さんが求めているのは、皆さんよくご存じのホットスポットと言われる地点ですね。
 半年たって放射性物質がたまりやすいところがいろいろ出てきてしまっているということで、そのホットスポットを知りたい。
 それで、ホットスポットがあったら、そこを除染することによってお子さんを被曝から少しでも守りたいという願いが今切実なのだと思うのです。

 日本放射線安全管理学会のほうで個人住宅を対象とするホットスポット発見除染マニュアルというのを出しておりますけれども、この中でもホットスポットというのは、本当に世間で言われている雨どいの下とか、風の吹きだまりとか、そういうところをホットスポットとして、きちんと挙げています。

 ところが、春日部市でもやっと8月16日から放射線の測定をしてくださることになったのにもかかわらず、春日部市のホームページには、
「文部科学省からの通知に従い、くぼみ、建造物の近く、樹木の下や近く、建造物からの雨垂れの跡・側溝・水たまり、草地・花壇の上、石掘り近くの地点…」
 ここまで来ると、ここを集中的に測定してくれるのかなというふうに思うと思うのですが、「地点での測定は避けて」というふうにわざわざ明記してあるのですね。
 その点について、市民の皆さんから、なぜそこを避けるのか、その根拠を教えてほしいというふうな声が上がっていることは執行部の方々も十分ご理解くださっていると私は思うのです。

 なぜそこを市民の方々が求めているかといいますと、もちろんそういうところが見つかったら、市が除染してくださるのが一番いいのですけれども、少しでも高い傾向があるところが見つかったら、職員さんはいろいろ大変だったら、自分たちの手でも除染しますと。
 ただ、自分たちの手で公のところは除染できないわけですよね。だから、公のところをみんなで除染するために、きちんとした放射線量を知りたいという本当に素直な率直な願いだと思うのです。

 なぜ春日部市が、あえてわざわざ文部科学省の通知にこうあるから、ここははかりませんと言っているのか。多分多くの方々は、これを聞いて納得できる方は少ないと思うので、あえてそこを除外した理由ですね。文部科学省からどんな通知が来ているのか、それに対して市はどのような見解を持ったのかということについてお答えいただきたいと思います。

☆実態に即した測定を

 それで、先ほどからもお話がありましたけれども、埼玉県と同じ方法で子供たちの全施設を測定しているのは春日部市だけだと、これは本当に職員の方々も大変な思いをされて測定していると思います。

 しかしながら、ほかの自治体では、先ほど市民の皆さんに貸し出ししているところが3市あるというお話でした。
 それから、蕨市では、市民の皆さんが、ここは高そうだから測定してほしいという市民要望があれば職員の皆さんが自分たちで測定の目安もつくって放射線を測定するというニュースも出ていますし、きのうたまたまほかの自治体議員のブログを見ていましたら、市民の方がガイガーカウンターで測定したら0.4近い値が出たので、おかしいと思って何度はかり直しても、そこだけ高いということで相談に行ったところ、そこの市では自治体の職員がすぐ飛んできて測定器で測定した。その結果、やはり高いことがわかって、先ほど本橋部長がおっしゃったように、これから経過を見て、何度か測定していきながら考えましょうということになったというものも載っていました。

 そして、公表した測定結果としては、学校の校庭の中央とか、あとはちょっと加えているところで遊具の下という自治体がありましたが、それ以外にも、こういうふうに市民の皆さんの不安にこたえて、きめ細かい測定をしているところは少なくないというふうに思っています。

 ぜひ春日部市でも、ここまで頑張って、本当に大変な測定の仕方で、1校当たりすごい時間をかけて丁寧に測定してくださっているというご努力、とてもわかりますけれども、でも仮にできることでしたら、和光市なんかやっていますけれども、中学校の場合は地上5センチと1メートルでいいだろう。50センチは子供たちが呼吸する範囲からちょっと遠いからいいだろう。保育園は5センチと50センチで、保育所の子供たちが呼吸するのは1メートルをカットしていいだろうということで省いて、その分をほかの測定に当てるという工夫もしていますので、何が何でも埼玉県と同じ方法で、全部同じところで測定することがベストかどうかということは、いま一度考えていただきたいなと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。

☆測定の結果をど生かすのか

 放射線測定について2点目になります。
 今回測定器を購入し、職員の皆さんが時間をかけて測定して得られた、これは貴重な結果だろうと思います。
 春日部市としては、この結果をどのように分析し、今後に生かそうとしているのか、お伺いいたします。

 例えば先ほどから部長がおっしゃっているように、今までは春日部市が測定した結果で、子供たちの健康に影響を与える心配がある数値というのは、今のところ限られた地点ですので、出てきておりません。
 しかしながら、放射線量が他の地点よりも高目を示しているところがあるはずです。
 それから、ちょっと気になっておりますのは、雨が降った次の日に放射線量が高くなる傾向にあるというのもあります。
 それから、もう一つ、これは簡易な測定器でやっている人たちの報告ですけれども、風の強い日に放射線の値が高くなる。放射性物質をとらえる値が高くなるというような傾向もあるようです。

 そういったような傾向をどのように分析し、これから生かそうとしているのか、お伺いいたします。

本橋秘書広報防災担当部長の答弁

 初めに、文部科学省の数値でございますけれども、測定方法等について、教育委員会を含めまして、本市への通知は特にございませんでした。
 念のため、埼玉県にも確認しておりますが、文部科学省から通知は来ていないとのことであり、県においても随時文部科学省のホームページで確認をしているということでございます。
 今回それらのものが入っている理由といたしましては、埼玉県の実施方法の説明資料の中で、この文部科学省の通知について含まれているということでございます。

  次に、測定箇所についてでございますけれども、先ほどもご答弁申し上げましたが、今回の測定では、子供たちが比較的長い時間過ごすことが予想される代表的な施設、夏休みという短時間にできるだけのことをしようということから、代表的な施設において測定を行いましたが、このほかにも子供たちが日常的に使うと思われる施設は多数ございます。まずは、それらの施設を優先してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、なぜ春日部市はホットスポットの測定をしないのかということでございますけれども、繰り返しで恐縮ですが、本市では埼玉県の方法に準じまして、校庭の中心部を測定地点としております。
 これは現在課題とされております放射線のレベルにつきましては、年間のトータルでどの程度放射線を受けるかということでございますので、児童生徒が屋外で長時間過ごす代表的な地点として、校庭の中心部を測定地点としているものでございますことから、このことは合理的な測定方法であると考えております。

 次に、放射線量が他の地点よりも高目を示すところがあるが、原因をどう分析しているかということでございますが、9月2日に市内152カ所の一定の測定を終了したところでございますけれども、いずれの測定地点におきましても、国際放射線防護委員会の勧告に基づく線量の限度、これが文部科学省が示すところでございますが、子供が学校で受ける積算線量である年間1ミリシーベルト、換算いたしますと、毎時0.19マイクロシーベルトを超えていない状況でございます。

 こうしたことから、測定地点によりまして、数値に若干の高低差はございますが、特に地理的な傾向は認められず、高目の数値を示したとは考えておりません。
 しかしながら、これは測定いたしますと、デジタルのメモリーが固定している状態ではなく、数秒単位で動いております。
 また、今回は短期間でございましたので、雷雨のような激しい気象条件の中でも測定をいたしました。
 したがいまして、次回の測定では、再度同地点での測定を予定しているところでございます。

 今後測定実際を積み重ねた中で、省略しても差し支えないと判断した施設につきましては、随時新しい施設にかえるなど再考してまいりたいと考えております。

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