2012年6月議会・一般質質問その1
学校施設の耐震補強工事及び大規模改修工事について(1)
★1回目の質問
学校施設の耐震補強工事及び大規模改修工事について伺います。
これにつきましては、先日小久保議員からの質問もありましたので、それを踏まえて質問させていただきます。
春日部市の小中学校の校舎及び体育館の耐震補強工事については、当初平成27年度までに全棟改良という予定でしたけれども、できるだけ前倒しする方向で現在進められていると伺っています。
今年度に予定されている工事が終了すると、学校施設の建物の7割以上が耐震補強工事完了するということを伺いました。
そこで、今後の耐震補強工事をどのように進めていくのか、またその工事内容についてお伺いいたします。
まず、1回目の質問として、今までの耐震補強工事とあわせて行われている長寿命化のための大規模補修工事について何棟完了し、その工事費は総額どのぐらいであったのかについて伺います。
また、関連して今後の予定として、すべての校舎と体育館の補強工事について、工事費はどのぐらい要すると見込んでいらっしゃるのかについても伺います。
★松沼 貴学校総務部長の答弁
学校施設の耐震化は、平成22年度に第2次耐震診断の完了に伴い、耐震化計画を見直し、平成27年度を完成目標に鋭意促進しているところです。
また、国の前倒しを活用して、できるだけ早い時期に完成したいと考えておりますが、国の補助金が必要不可欠ですので、国の動向にも注視しているところです。
本年度は、平成23年度国の第3次補正を活用し、19棟の耐震補強工事を実施しておりますので、対象施設153棟のうち108棟が耐震性ありとなり、平成24年度末の耐震化率は70.6%となる見込みです。
平成23年度までに耐震補強工事が完成したのは25棟でございますが、このうち長寿命化工事をあわせて行ったのは10棟です。
総事業費は、耐震診断、実施設計を含め約29億9,000万円でした。
また、平成23年度前倒しにより平成24年度に実施するものが19棟で、実施設計を含めた事業費につきましては約21億3,000万円でした。
今後43棟の耐震化を予定しておりまして、実施設計費と長寿命化を含めた事業費は約43億円になる見込みと考えております。
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