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2012年6月議会・一般質質問その4

学校施設の耐震補強工事及び大規模改修工事について(4)

★3回目以降の質問 その2

 わかりました。耐震化計画は今まで立てた計画のまま粛々と進めていくということですので、ではこの文部科学省のエコスクールの整備推進事業ですけれども、改修の際ということもありますし、また別にもできると思いますので、これについてはまたこれから質問なりでお伺いしてまいりたいと思いますが、今回は耐震補強工事ということで質問させていただいていますので、減築以外のことについてお伺いいたします。

 減築だけではなく、2校を統廃合したり、あるいは小学校や中学校を統合して小中一貫校を設けているという自治体、これも生徒数の減少が見られる自治体ではあります。

 例えば、以前の答弁では、中野中学校では校舎2棟と体育館で耐震工事と長寿命化工事を実施した場合は、その総額で約3億円、隣の谷原中学校では校舎2棟と体育館で合わせて3億6,000万円、2校の合計では約6億6,000万円になるのではないかという見込みが示されました。

 中野中学校を見ますと、12クラスで教室は28室、片や谷原中学校は7クラスで32室、25室もの余裕教室があります。

 もちろんこの余裕教室、教育的な使われ方はしておりますけれども、これだけ余裕があるということです。

 通学区を見ても、谷原中学校に通う生徒の多くは中野中学校のほうが通学距離が近いという現状にあるのではないかと思います。

 一例ですけれども、このような現状から統廃合の検討などというのはされていないかどうか、お伺いいたします。

★松沼 貴学校教育部長の答弁

 学校の耐震化につきましては、耐震化計画に基づき、平成27年度完成を目標として推進しておるところでございます。

 議員ご質問の件につきましては、中野中学校及び谷原中学校において、耐震化計画に基づき耐震補強と長寿命化工事を行った場合の概算費用でございまして、仮にどちらかへ統合した場合は、この費用を使って大規模改造まで可能というものでございました。

 ただし、残った校舎を有効活用する場合には耐震化が必要となってまいります。

 市内の統廃合や小中一貫校などにつきましては、小中学校の一貫教育や学校再編に関する検討会議を予定しておりますので、こちらの意見を伺い、今後の耐震改修を見据えた中で研究してまいりたいと考えております。

★質問

 ただいま部長のほうから、学校の統廃合や小中一貫については、学校再編に関する検討会議が設けられているというふうに伺いましたので、これは耐震化にあわせて今協議を進めているということでしたので、この学校再編に関する検討会議について、いつから行われて、今の段階でどのような検討が行われているか、お伺いいたします。

★松沼 貴学校教育部長の答弁

 小中一貫と学校再編につきましては、昨年度庁内に委員会を組織して検討してまいりまして、今後有識者を交えて本年度にその検討会議を立ち上げる予定でございます。

★質問

 庁内の職員で委員会を組織して、今年度中に有識者を交えて正式な検討会議を立ち上げるというふうに伺いました。

 では、先ほど耐震補強工事とあわせてということでしたが、耐震補強工事の完了が27年度となっておりますので、統廃合や小中一貫については耐震補強工事も視野には入れているけれども、その終期とは関係なしに教育的な観点から検討を進めていくというふうに理解してよろしいでしょうか。

 職員の皆さんや有識者の方々だけの会議ではなく、当然のことながらこういった統廃合や小中一貫ということになりますと、地元の地域の親御さんたちなりということも交えて十分な検討が求められると思いますので、それを考えますと27年度まで方向性を出すのは難しい課題ではないかというふうに思いますが、その辺はどのように考えていらっしゃいますか。

★松沼 貴学校教育部長の答弁

 学校の再編の関係でございますが、今回の耐震補強工事を見据えながら、会議を進めてまいりたいというふうに考えております。

★質問

 見据えながらということでしたが、本年度にその検討会議を立ち上げて、大体いつごろまでに、そのめどにしてこの検討は進められるのでしょうか。

★松沼 貴学校教育部長の答弁

 検討会議でございますが、こちらは有識者を交えまして、市域全体を見据えた中で検討していただきまして、その後教育委員会として方針を出したいと。特に今の段階でいつまでにということは、まだ定めてございません。

★質問

 そうしますと、耐震補強の終わる27年度ということではなしに、きちんとじっくり市内の学校施設の配置なども考えて、長期的に取り組んでいくというふうに私は理解いたしましたが、それでよろしければ答弁は結構です。

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