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2012年9月議会・一般質質問その7

公共交通施策について(3)

★2回目以降の質問 その2

 具体的にまだ春バスしか着手していないので、春バスのデータしかないのですが、先ほど粕壁から幸松ルートで1万8,364人、これは5カ月でということですね。
 庄和地域ルートが5,414人ということは、庄和地域ルートが月に1,000人強で、粕壁、幸松は人数的に多いのですけれども、これで運行経費等から見て大体1カ月どのぐらい春日部市が運行経費を補助すると、1年はまだ出ないと思うのですが、この5カ月の間でどの程度マイナスというか、春日部が補填する分はどのぐらいになっているでしょうか。

★香田寛美都市整備部長の答弁

 運行経費ということですけれども、この24年度に2路線の運行経費全体といたしましては約2,700万円という予定です。

 この5カ月の経費だけで考えますと、約1,150万円で、これまでの収入は230万円程度でございますので、差し引きいたしますと900万円程度赤字になっているということです。

 ただ、この運行経費につきましては、最終年間の経費を見たところで、その営業計数で考えていきたいというふうに考えております。

【質問】

 そうしますと、先ほどの話では4月対比で8月には1.5倍ぐらいまで伸びていると、これからこの割合で伸びていくとは限らないでしょうが、少しずつ上向いたとして、当初に計画された1ルート、大体1,000万円ぐらいというふうに見てよろしいのでしょうか。

★香田寛美都市整備部長の答弁

 基本的には1路線について1,350万円程度で運行ができるというふうに、今2路線の運行経費を考えておりますので、運賃収入が300万円から400万円ということになると思いますので、800万円から900万円程度の経費がかかるのかというふうに考えているところです。

【質問】

 そうしますと、4ルートということになると大体4,000万円弱ぐらいの補助が必要になってくるのかという感じですが、最初にパブリックコメントが募集されたときは4台運行で、年間の補助が1,490万円というのが示されていたのですが、実際に計画が立てられた段階で1台で1,000万程度の補助というふうに変わってきたわけです。
 では本当にこの状態で、春バスというのがあらゆる人にとって利便性の高い公共交通なのかということについて、路線バスの通らないところの地域の皆さんの交通の利便性を春バスが担っていくという点で、どの程度貢献しているというふうにお考えでしょうか。

★香田寛美都市整備部長の答弁

 経費がかかるから貢献するか、しないかということはちょっと尺度として違うかと思います。

 私どもといたしましては、今回のルートに関しては、一つには路線バスが運行していない系統で、できるだけ多くの方々に利用していただくということですので、確かに当初計画の中では運行経費をできるだけ節減するというのも一つの目標ですけれども、この2年、3年のうちにこの目標に近づけるように努力することは必要であろうというふうに考えております。

【質問】

 部長のほうから、経費がかかるから貢献するとは言えないというような判断はできないという、判断基準にしてはならないと、確かにそれは行政としては私は正しい姿勢だろうと思います。

 政策的にこれが必要だというところに財源を投入するというのが私は必要だというふうに思っていますから、それは同感なのですが、こと地域公共交通に関して言いますと、運賃と経費の乖離があるということは、逆に言うとそれだけの経費を使っても乗客が多くならない、便利な公共交通機関ではないということも意味するということも真実だろうと思うのです。

 実際に4,000万円の経費をかけるのであれば、その路線バスがだんだん乗客数が減っているのと同じように、春バスについても運行ルートが決まって、運行時間が決まっているものは、一定の限られた市民しか利用できないという限界があるというのは、これは部長もよくご存じだと思うのです。

 実際に4,000万円の税金を投入するのであれば、もうちょっと利便性の高い公共交通というのは考えられないかという市民の皆さん、実はこの計画を立てるときのパブリックコメントにもたくさんありましたけれども、その点については部長はどのようにお考えでしょうか。

★香田寛美都市整備部長の答弁

 いろいろなご意見はあると思います。その費用対効果のことを考えてさまざまな提案がありました。
 私どもといたしましては当面の考え方としては、この春バスを運行して定着することが必要であるという考え方から運行を始めたものですので、今それを変える考え方はありません。

【質問】

 最初から最後まで、この地域公共交通の連携計画は春バスありきという形で、春バスの拡充ということが重点になってきたというところで、それを27年まで続けようというお考えはわかりましたけれども、果たして本当にそれでいいのかどうかということです。

 先ほど申し上げましたように、高齢化が進んで、だんだん今まで車を運転してきた方、自転車に乗ってあちこち行ってきた方が、自分で移動が難しくなるという時代がもうすぐやってまいります。

 ですから、そのときを見据えて、限られた人しか乗れない公共交通に執着というのは非常に失礼な言葉だとは思いますけれども、こだわって新たな公共交通ということの施策を考えないというのは、私は非常にもったいないというふうに思っています。

 実際に多くの自治体が一つの例でいいますと、オンデマンド、デマンド交通、経費は必ずしも採算がとれるとは言えません。
 ただ、コミュニティバスに補助金を出すよりは、デマンドなどのほうが同じぐらいの補助金で済むのであれば、より多くの人が利用できる交通形態にしていくという自治体、埼玉県内でもふえてきております。

 ぜひ27年度見直しということになっておりますけれども、この公共交通の総合連携計画については、現実をきちんと分析しながら、フレキシブルな対応をしていただきたいと思いますけれども、その点について伺って終わりにします。

★香田寛美都市整備部長の答弁

 さまざまな事例を検討することは、今後もしてまいります。
 その中でより多くの方々にご利用いただけるような、今の段階では春バスというものをそういうふうに育てていきたいというふうに考えております。

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