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一般質問・その1

庄和総合支所有効活用について

【2回目の質問】

 第1点目の、庄和総合支所の有効活用でございます。

 有効活用ということで、児童センターと図書館の複合施設にすることによって、相乗効果によって互いの機能がより強化されるというような答弁ですけれども、はたして、本当にそうでしょうか、という観点で私は質問させていただいております。

  先ほど、福祉健康部長のほうからは、児童センターというのは、子育て支援の拠点施設として非常に庄和地域にも求められているという答弁がありましたが、実は庄和地域にはこの総合支所のすぐ近くに、子育て支援センターもあります(庄和第一保育所の中に)。
 それと、第一保育所の向かい側に、第一児童館があります。
 さらにその向かい側に、今は使われなくなった旧第一保育所の施設も空き家であるという状況の中で、私はもし、今あります子育て支援センターが、利用者がとても多くて大変であるということであれば、ここの3つの館の中で、そこの有効活用みたいなことを検討するという方策もあるのではないかと思っています。

  なぜ、小さい子向けの児童センターをここに併設して、複合施設とするか、ということに懸念を持っているかと言いますと、私はやっぱり、せっかくここに図書館が整備されるのであれば、生涯学習施設としての機能というのをまず最優先させていただきたいと。
 その中で、先ほど、大きな子向け、中高生の居場所としての、大きな子向けの児童センターであれば可ではないのかということを申し上げたのは、そういう点でございます。

  旧庄和町の時代で作られました図書館構想と今回の基本計画はとても似ていますけれども、実は、私は、今回の基本計画というのは、図書館というものを本の貸し出しをする施設というような、捉え方、かなり矮小化した捉え方をしているのではないかと思いました。

  庄和町の基本計画の中では、南側に閲覧室があり、さらに北側のほうにも閲覧室があり、やはりこれは、読書に親しむとともに、図書館というのは、本を読んで思索するところであり、調べ物をしたり、学習したりするということから、北側のほうにも閲覧コーナーを設けています。

 また、リファレンスコーナーもきちんとリファレンスコーナーとして閲覧室を設けています。

  今回の基本計画を見ますと、南側の日当たりの良いところ、景色の良いところに閲覧室がかためリレファレンス図書だけではなく、開架式の図書館の本も利用しながらということで、特にリファレンスコーナーを設けていないということですけれども、私はちょっと、部長とリファレンスという観点が違うのかなというふうに思いました。

  リファレンスというのは、今なぜ現代の図書館の中で、機能の一つとして、非常に重視されているのかということは、単に来館した方々が、自分の欲しい資料がどこにあるのかということを検索したりする能力のことではございませんで、リファレンスというのは、問題解決のために図書なり図書館の中にある様々な資料をどう活用するかという、問題解決のための解決法なんだといわれている、人間力を育てるということがリファレンスなんだというふうにいわれている時代でございまして、そのためにその手助けをする専門職である図書館司書という方の高い能力も要求されている分野の一つです。

 春日部程度の中都市の図書館であれば、その機能の充実というのは、今の現代の図書館の中では非常に大事だろうと思っています。

 また、中高生にとりましても、今、情報時代と言われております。
 インターネットなどを使うと、手軽に情報が入手できる時代だからこそ、その情報の真贋をどう見極めるのか、自分が解決したい課題に向かって、その情報をどのように活用するのか、これを育てていく、この力を育てていく、これもまた、図書館に求められている一つなんだろうと思います。

  さらに、このリファレンスの中には、一般的ではない、春日部固有の情報の蓄積というのも求められているはずです。

 今、中規模の都会の中にあります図書館のリファレンス室というのは、行政統計資料等もきちんとしながら、行政課題にも対応できる図書室であるというのが、現代の図書館の有効な役割の一つというふうにされています。

 もし、これから、新しく、環境の良いところに、森の中の滞在型図書館を整備するのにあたって、今までのように本の貸し出し、それができればいいというような図書館の認識で設けられるというのは、10年後、20年後を考えた時に、非常に有効活用ではなくなってしまう恐れがあると思います。

  ぜひ、3万人の署名をくださった市民の皆さんが求めている図書館というのはどういうものなのか、それについて、今一度お考えいただきたいと思います。

 それから、中高生の居場所にもなっているという風な答弁はいかがなものかなと思いますが、小さい子向けの児童センターになったことによって、議場はプレイルームに改修されるわけですよね。
 旧庄和町時代の構想ですと、あそこは議席をとっぱらわずに、視聴覚ホールとして、あとは様々な会議とかコンサートとかそういうもののできる場所として整備される予定になっていました。

 私は、小さい子向けのプレイルームにしてしまったら、いくら共同で使用できるようにしても、現在のエンゼルドームの実状をご覧いただければ分かるとおもうのですが、小さい子が遊んでいる場所で、大人が使いたいといっても、それは難しくなるとおもいます。

 議場を、小規模な改修にして、視聴覚ホールにすることによって、むしろ、中高生が使わないときには、地域の大人も使うことのできる施設として、有効活用できるというように思っていますけれども、その点はいかがでしょうか。

 中高生向けの施設にしていただきたいと、思っていますのは、これを生涯学習ということをメインとした館にすることによって、中高生がそこに訪れることによって、地域の大人とのつながりということも、交流ということも盛んになるだろうと考えるからです。

 前に厚生福祉委員会、宝塚市で視察させていただいた折に、そのような施設を拝見させていただきました。
 今、地域の方々との交流が求められていますのは、小さい子を持った親御さんたちだけではなく、この時代に中高生にとっても地域の大人の教育力に触れるという事も必要なことではないかと、そういう観点で庄和総合支所を有効活用するのであれば、中高生の居場所も含めた、生涯学習をメインにした館にすべきではないかというふうに思いますけれども、その点はいかがでしょうか。

  それから、社会教育部長、社会教育委員会というのは、教育委員会の中の組織ですよね? 個々の事業について、検討する機関ではないわけですよね?
 社会教育という、大きな視野にたって検討する、新しく図書館できる構想、社会教育の中の大きな事業ではないでしょうか。

 それから生涯学習推進市民会議、図書館というのは、生涯学習のための基本的な公共施設ではないでしょうか。

 私は先ほどの、答弁を聞いて、非常に驚きました。これは、答弁はけっこうです。
 ぜひ、社会教育委員会、生涯学習推進市民会議の皆さんにも、この基本計画について意見をうかがっていただきたいというふうに思います。

 ★米山福祉健康部長 2回目の答弁

  庄和総合支所有効活用についてお答え致します。

 まず、確認ですが、児童センターにつきましては、児童福祉法に基づく児童福祉施設、それから、子育て支援センターというのは、子育てに関る支援に対する、補完的な施設ということでございますので、全部目的が違いますので、庄和地域についても、我々の思いといたしましては、児童福祉法に基づく児童センターが必要であるというように基本的には考えております。

  宝塚市の関係につきましては、私もご一緒させていただいております。したがって、中身的には私としましては、三丁目A街区の中に中高生の居場所ということで立ち上げていっているつもりです。

  ただ、庄和地域につきましては、先ほど答弁したとおり、静と動という形を入れまして、やはり乳幼児だけではなくて小中高生に対する居場所作りとして、考えているところでございます。

  したがって、視聴覚室とかパソコンルームとか交流スペース併設されております図書館の学習スペース、この中での居場所作り、あるいは動としての施設としましては、併設されております公園内の広場をご利用していただきまして、思う存分遊んでいただきたいと思っております。

 したがって、庄和地域においても、多様な市民ニーズに対応する、新たな子育て拠点の核となる施設としまして、既存の施設との連携と相乗効果、整備コスト面からを総合的に検討し、乳幼児・小中高生の融合を図る施設としまして、庄和総合支所の有効活用が効果的と判断したこところです。

 ★香田総合政策部長 2回目の答弁

  庄和総合支所有効活用につきましては、今、福祉健康部長が答弁したように、児童センターのありかたも、今までの画一的な考え方ではなくて、また図書館につきましても、今後管理運営も含めて工夫をしてまいりたいと、そういった創意工夫のなかで、有効活用が図れるものと考えております。

  特に、今回の改修にあたりましては、限られた空間であるということ、何度も申し上げておりますが、耐加重の問題もあり、十分な設計ができないということもありますので、限られた空間のなかで、私どもといたしましては、かなりベストに近い形での有効活用を図れたものと考えています。

 今後につきましては、管理運営を明確にするなかで、相乗効果を皆様方にご理解いただけるように、提示してまいりたいと思っています。

 ★河井社会教育部長 2回目の答弁

 図書館は図書を貸せばよいと思っているというご意見でございましたが、決してそういう意見は持っていません。
 リファレンスコーナーにつきましても、重要な図書館の一部だというような考えでございます。

  今回のこの計画におきましては、森の中の滞在型図書館というコンセプトを活かしまして、南側の一番西側に学習コーナー、南側の一番右に閲覧コーナーというふうに、閲覧コーナーを公園に面したほうに集めたという計画です。

  リファレンスのコーナーにつきましては、北側の東側というふうな配置にしております。
 これにつきましても、先ほどずっとありますように、庁舎を有効活用いたしまして、この1740平米の中は、開架室全体の図書資料を活用していただいて、リファレンスをするという考え方がよろしいかと考えております。

  あわせまして、今回の計画の中にありますように、ITを活用した図書館ということもありますので、このリファレンス専用のパソコンも複数配置しまして、職員によりますリファレンス機能をお借りして、リファレンス機能を充実させていきたいと考えていますので、ご理解いただきたいと思います。

 ★3回目・要望

  まず、庄和総合支所の有効活用の点ですが、限られた空間の中での有効活用ということでしたが、限られた空間に児童センターを入れることによって、ますます図書館としてのスペースが限られてしまっているということが疑問に思っているところです。

  福祉健康部長のほうから、動的なものと静的なものをというお話がありました。
 子どもにとって、のびのびと体を使って遊べる場所も大事ですが、雨の日は図書館でゆっくり本などで静的に過すということも、大事なことなのだろうと思っています。

 ですから、議場をプレイルームにするというのは非常にもったいないと思っています。

 これは、実施計画については大幅な手直しが必要のないものについては検討、という話もありましたので、ぜひ検討していただければと思っています。

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